株式会社ネットマイル(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:畑野仁一、以下ネットマイル)と、株式会社モバイルマーケティング・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:江尻尚平、以下モバイルマーケティング・ジャパン)は、約253万名のネットマイル会員のうち「スマートフォンユーザーのみ」を囲い込んだ「スマホパネル」会員を対象に、「スマートフォンのセキュリティ」に関する意識調査を実施しました。
今回の調査では、スマートフォンユーザーのみを対象として「スマートフォンセキュリティに対する危機意識」や「リスク管理」などについて分析しており、「スマートフォンを使って」調査したデータは非常に珍しいものとなります。
ネットマイルとモバイルマーケティング・ジャパンは、この「スマホパネル」を活用した調査を1か月に1度定期的に実施し、企業や個人に有用なデータを社会に発信していきます。
スマホウィルス「感染したことがあるか分からない」25%、スマホセキュリティについて「危機意識なし」30%
実際に「スマートフォンでウィルスに感染したことのある人」の割合は0.3%。おおよそ300人に1人が感染したことがある計算となる。ただし注目すべきは約25%が「分からない」と回答している点。アプリのダウンロード、様々なサイトの閲覧などで何が自分のスマートフォンに起こっているか、明確に把握するのは意外に難しい。スマートフォンのコンディションコントロールまでは所持者が行いきれていない現状にある。
また、スマートフォンのセキュリティに対して「不安や疑問を感じるか」という問いに対して、何かしら「ある(「よくある」、「たまにある」、「何回かある」計)」と回答した人は約7割。逆に残りの3割は危機意識が特にないということになる。スマートフォンのコンディションが把握できない中も、特に自分が被害を感じたことがなければ、問題意識がそこまで高くないユーザーが多いことがうかがえる。
6割はスマホセキュリティ未対応。特にiPhoneユーザーは5%レベル
現在、何らかのスマートフォンセキュリティ対策をしているかどうか聞いたところ、約6割は「対策していない」または「分からない」と回答。中でも特に多かったのは「条件によって検討したい」で約5割と、セキュリティ対策にそこまで積極的でない人が約半数。スマートフォンセキュリティに対する消費者意識は、あまり高くないと言える。
更に、「セキュリティ対策をしていない」人の理由として「必要だと思うが、対策をするほどは気にしていない(約20%)」、「必要だと思うが、お金を払ってまで対策したくない(約25%)」の合計約45%が、セキュリティの価値と条件面を天秤にかけた上で「現状対策をしていない」と回答。無料のセキュリティ対策のためのアプリなど、ユーザーに負荷が少ないサービスがある中も条件を気にする人が多いということは、必要とされるセキュリティ情報が、ユーザーまで行き届いていないという証と考えられる。
「セキュリティ対策をしている」人の声を見てみても「キャリアから提供されているフリーソフトを利用している」など無料のものを選んでいるという声が目立った。セキュリティ対策をしているユーザーと、していないユーザーの差は、価値観の違いよりも、条件面の良いセキュリティサービスの情報を知っているか否かで決まっているようだ。
アンケート結果の詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/voluntary/index.html
テーマ | スマートフォンのセキュリティに関する調査 |
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調査対象 | 「スマホパネル」 (株式会社ネットマイル社パネルよりスマートフォンユーザーのみ抽出) |
調査地域 | 全国 |
調査期間 | 2011年11月11日~14日 |
調査手法 | スマートフォン調査 |
有効回答数 | 959サンプル |
内訳 |
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■本件に関するお問い合わせ先
株式会社ネットマイル 広報担当 : 金子
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-4 麹町鶴屋八幡ビル 8F
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株式会社モバイルマーケティング・ジャパン 担当: 遠藤、丸山
〒108-0073 東京都港区三田4-1-30 慶通ビル4F
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