2011年9月8日
株式会社ネットマイル

ネットマイル、日本と中国において
『環境・エコ意識』についてのアンケート調査実施

中国人の9割以上が“エコに関心あり”、気になる環境問題は日本「大気汚染」、中国「水質汚染」

大規模ネットリサーチ事業を運営する株式会社ネットマイルは、2011年8月26日から8月27日にかけて、インターネット上の共通ポイントサービス「ネットマイル」の登録会員300名に対して『環境・エコ意識』についてのアンケート調査を実施しました。

また、2011年8月26日から8月30日にかけて、中国人パネル(92dp.com会員)300名に対しても、同じアンケート調査を実施しました。

回答の結果から、日本人よりも中国人の方がエコ意識が高いことがわかりました。

東日本大震災後の気になる環境問題としては、日本では放射性物質汚染が上位に上がりました。一方、中国では、水質汚染、大気汚染、ごみ問題が上位と、経済成長に伴う環境問題を身近に捉えている様子がわかりました。

また、エコ活動への取り組みに関しては、日本人が節約志向であるのに対して、中国人は環境、次世代に対する責任として考えていることが調査結果から浮かび上がってきました。

アンケート結果詳細(一部抜粋)
  • “エコに関心あり”は日本人で8割未満、中国人で9割以上

    「エコロジーに関心がありますか。」という質問をおこなったところ、「関心がある」と「どちらかといえば関心がある」の回答率をあわせた“エコに関心あり”では、日本人の回答率が8割に満たなかった。一方、中国人では9割を大きく超え、日本人よりも中国人のほうがエコ意識が高いという結果であった。また、「関心がある」の回答は、日本の調査では10.3%であったのに対し、中国の調査では54.3%と関心の強さも中国が日本を大きく上回った。

  • 震災後、エコ意識に大きな変化があったのは“中国人”

    「東日本大震災の前とそれ以降で、環境問題やエコロジーに対する関心は変わりましたか。」という質問をおこなった。

    「大きく変わった」と「やや変わった」の回答率をあわせて日中を比較すると、日本人では44.7%と5割に満たなかった。一方、中国人は86.0%と8割を超えている。本調査では、日本人よりも中国人のエコ意識に変化があったという結果であった。

  • 気になる環境問題、1位は日本「大気汚染」、中国「水質汚染」

    「環境問題によって起こりうる事柄のなかで、気になるものがあれば教えてください。」という質問を複数回答でおこなった。日本の調査結果では、全体の1位が「大気汚染」56.0%、2位が「放射性物質汚染」と「地球温暖化」で55.0%であった。

    一方、中国の調査結果では、全体の1位が「水質汚染」80.7%、2位が「大気汚染」76.0%、3位が「ごみ問題」61.3%であった。経済成長著しく、急速に発展する中国において、経済活動に関する環境汚染問題に関心が集まっている結果といえそうだ。また、ここでも日中の調査結果を比較してみると、全般的に日本人よりも中国人の回答率が高くなっており、中国人の意識の高さがうかがえる結果となった。

  • 自分自身のエコレベルを“高い”と評価したのは、日本人で3割未満、中国人で6割以上

    「あなた自身の環境問題についての知識や、エコロジーに対する意識は周りと比べて、どのくらいのレベルだと思いますか。」という質問をおこなった。日本人が考える自分自身のエコレベルは、「かなり高い」4.0%、「やや高い」21.0%をあわせた“高い”が25.0%。一方中国人が考える自分自身のエコレベルは、「かなり高い」18.7%、「やや高い」48.3%をあわせた“高い”が67.0%という結果であった。

    日中の調査結果を比較してみると、自分自身についてのエコレベルを“高い”と回答した人は、日本人で3割に満たなかったのに対し、中国人では6割と、日本人と中国人の回答率に大きな差が見られた。

アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/voluntary/index.html

アンケート結果概要
調査タイトル 環境・エコ意識についてのアンケート
調査手法 インターネットリサーチ(ネットマイル会員による回答)
調査票種別 Easyリサーチ
実施期間 2011/8/26 16:00 ~ 2011/8/27 2:01
回答モニター数 300名
内訳
  • 性別:「男性」50.0%、「女性」50.0%
  • 年代:「20代以下」33.3%、「30代」33.3%、「40代以上」33.3%
  • 婚姻:「未婚」57.3%、「既婚」42.7%
  • 地域:「北海道・東北地区」9.0%、「関東地区」45.7%、「北陸・甲信越地区」3.0%、「東海地区」10.7%、「近畿地区」16.7%、「中国地区」5.0%、「四国地区」3.0%、「九州・沖縄地区」7.0%
調査タイトル 環境・エコ意識についてのアンケート
調査手法 インターネットリサーチ(92dp.com会員による回答)
調査票種別 Chinaリサーチ
実施期間 2011/8/26 16:00 ~ 2011/8/30 14:52
回答モニター数 300名
内訳
  • 性別:「男性」50.0%、「女性」50.0%
  • 年代:「20代以下」33.3%、「30代」33.3%、「40代以上」33.3%
  • 婚姻:「未婚」35.7%、「既婚」64.3%
  • 地域:「山東省」13.7%、「河北省」10.0%、「広東省」8.0%、「江蘇省」7.3%、「河南省」7.0%、「北京市」6.3%、「遼寧省」6.0%、「四川省」4.3%、「浙江省」4.3%、「吉林省」4.0%など
株式会社ネットマイルについてhttp://biz.netmile.co.jp/

インターネット市場における共通ポイントプログラム「ネットマイル」と、ネットマイル会員を活用した大規模ネットリサーチ「ネットマイルリサーチ」を運営。2001年4月サービス開始。ネットマイルの累計加盟サイト数は1,200サイト、累計登録会員数は約436万人(2011年8月末現在)。共通ポイントサービスとしては日本最大級。

「ネットマイルリサーチ」についてhttp://research.netmile.co.jp/

株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービス。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の436万人にものぼる累計登録会員を調査モニターとして活用しています。

社名 株式会社ネットマイル
代表取締役CEO 畑野 仁一
所在地 〒102-0083 東京都千代田区麹町2-4 麹町鶴屋八幡ビル8F
事業内容
  • インターネット市場におけるユニバーサルポイントプログラム「ネットマイル」のサービスを運営
  • ネットマイル会員を活用した、大規模ネットリサーチの運営
サービスサイト http://www.netmile.co.jp/

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株式会社ネットマイル 広報担当 : 金子

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