株式会社バンダイナムコゲームスと株式会社ネットマイルは、2011年5月27日(金)~5月30日(月)に、小中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員を対象とした『ペット』についてのアンケート調査を実施しました。
6割以上の子どもが現在または過去にペットを飼った経験あり
家でペットを飼っているかについて質問したところ、「飼っている」が全体の43.9%、「飼っていない」が37.6%、「前は飼っていたが、今は飼っていない」が18.5%でした。6割以上の子どもが現在または過去にペットを飼った経験があることがわかりました。
ペットを「飼っている」の回答について性別でみると、男の子がほぼ3割、一方女の子は半数近くに達し、女の子の方がペットを飼っている割合が多いようです。
飼っているペット1位「イヌ」、2位「金魚」、3位「ネコ」
飼っているペットは、「イヌ」が全体の35.1%と最も多く、次いで「金魚」が29.2%、「ネコ」が17.8%と続きました。
性別でみると、「ネコ」は男の子、「イヌ」や「ハムスター」は女の子の回答が多く、学年別でみると、「イヌ」は中学生、「ネコ」は小学校中学年と高学年において回答が多くなりました。
ペットの所有数、“ふれあい”目的のペットは「1匹」、“観賞”目的のペットは「3匹以上」が多い
飼っているペットについて、それぞれ何匹飼っているか質問しました。
飼っているという回答の多かった上位6位(「イヌ」「金魚」「ネコ」「ハムスター」「熱帯魚」「ウサギ」)の結果についてみてみると、「イヌ」「ネコ」などふれあい目的のペットでは「1匹」の回答が圧倒的に多く、「熱帯魚」「金魚」など観賞目的のペットでは「3匹以上」の回答が半数以上になりました。
ペットの名付け親は「自分」が約6割
ペットの名前を付けたのは「自分」が全体の56.9%と最も多く、次いで「お母さん」が24.8%、「兄弟姉妹」が22.8%と続きました。
「自分」で名付けたという回答について性別でみると、女の子よりも男の子に多く、また学年別でみると、中学生よりも小学校中学年や高学年において回答が多くなりました。
ペットを「買った」は女の子、「もらった」は男の子の割合が多い
ペットを飼うことになったきっかけは、「買った」が全体の61.4%と過半数を占め、次いで「もらった」が26.2%、「拾った・捕まえた」が15.3%と続きました。
性別でみると、「もらった」や「拾った・捕まえた」では男の子、一方「買った」では女の子の回答が多くなりました。比較的男の子は予期せず成り行きで飼い始め、女の子は好みのペットを買ってもらう様子がうかがえます。
昨年に比べて、ペットの世話をする子どもがやや減少
担当しているペットの世話は、「餌をあげる」が全体の76.2%と最も多く、次いで「遊んであげる」が56.9%、「掃除をする」が38.1%と続きました。
性別でみると、「しつけをする」では男の子、「遊んであげる」や「掃除をする」では女の子の回答が多くなりました。
2010年の調査結果と比較してみると、「掃除をする」の回答が増加した以外は軒並み減少しており、ペットの世話をすることが減っているようです。
ペットを飼っていない理由は「マンションの決まりで飼えない」「家族に反対されたから飼えない」が2割以上
今現在ペットを飼っていないと回答した子どもに、ペットを飼っていない理由を質問したところ、「マンションの決まりなどで、飼えないから」が全体の26.0%と最も多く、次いで「家族に反対されたから」が22.9%、「家族や自分に動物のアレルギーがあるから」が13.6%と続きました。
「ペット」からイメージすることは、1位「かわいい」、2位「楽しい」、3位「お世話が大変」
「ペット」からイメージすることは、「かわいい」が全体の80.0%と最も多く、次いで「楽しい」が60.0%、「お世話が大変」が36.1%と続きました。ポジティブなイメージだけでなく、飼育に対する現実的なイメージも持ち合わせているようです。
性別でみると、全体的に女の子の回答が多く、とりわけ「かわいい」「楽しい」「お世話が大変」といった項目で男女差が顕著でした。
また、学年別でみると、「かわいい」「お世話が大変」「お金がかかる」との回答は学年が上がるにつれて増え、年齢とともに飼育の大変さを認識しながらも、ペットへの愛着も増していくことがうかがえます。一方、「生き物について知ることができる」「友達に自慢できる」との回答は下の学年ほど多くなりました。
これから飼ってみたい動物、1位「イヌ」、2位「ハムスター」、3位「ネコ」
今後飼ってみたい動物は、「イヌ」が全体の53.0%と最も多く、次いで「ネコ」が39.8%、「ハムスター」が37.6%と続きました。
性別でみると、「イヌ」や「リス」と回答した女の子の割合が非常に多いのが目立ちます。
ペットや動物に聞いてみたいことは「私のことが好き?」
ペットなど動物に聞いてみたいことは、「私(飼い主)のことが好き?」といった“自分に対する好意”について聞いてみたいという回答が最も多く挙げられました。
また、「何をしたい?」「何が食べたい?」「何が好き?」といった“ペットの望み”に関する質問や、「楽しい?」「幸せ?」などの“気持ち”や“気分”についての問いかけも多くみられました。
アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/voluntary/
調査目的 | 小中学生の『ペット』についての意識を調査する |
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調査期間 | 2011年5月27日(金)~2011年5月30日(月) |
調査対象 | インターネット情報交換サイト「サークルリンク」会員 |
調査方法 | インターネットリサーチサービス「キッズリサーチ」を用いたクローズドインターネット調査 |
調査実施 | 株式会社ネットマイル |
調査項目 |
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有効回答数 | 460名 |
内訳 |
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※小学1~2年を「小学校低学年」、小学3~4年を「小学校中学年」、小学5~6年を「小学校高学年」、中学1~3年を「中学生」として、4つの区分の比較結果をレポート。
※「小学校低学年」の回答数は12名と少ないため、参考値として記録。
株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の434万人にものぼる累計登録会員を調査モニターとして活用しています。
「ネットマイルリサーチ」を活用した、小中学生を中心に45万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」会員が対象のインターネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。
従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、郵送や電話調査といった、ご両親が本人の代理で回答を行う方式が大半を占めているため、実際に小中学生からの回答を得ることが非常に困難でした。また、アンケートの実施期間もかかるため、サンプル数も限られていました。「キッズリサーチ」では、インターネットを利用して、直接小中学生が回答を入力・送信するため、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”を迅速に取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象にさまざまな切り口でアンケート調査を実施します。
小中学生を中心に45万人以上の会員が参加する情報交換サイト。2005年11月23日にサービスを開始しました。日記やマンガ、ゲームなどすべてが無料で遊べるほか、実際の企業が監修したコンテンツでお仕事体験ができる「サークルリンクお仕事タウン」など、楽しくネットリテラシーと社会活動が学べるサービスを提供しています。
■本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
株式会社ネットマイル 広報担当 : 金子
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