2011年2月1日
株式会社バンダイナムコゲームス
株式会社ネットマイル

女子小・中学生を対象に『バレンタイン』についてアンケート調査

チョコレートは「手作り」が圧倒的
「友チョコ」ブーム…小学校高学年の3割以上、中学生の約半数は11個以上

株式会社バンダイナムコゲームスと株式会社ネットマイルは、小中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員の女子394名を対象とした『バレンタイン』についてのアンケート調査を2011年1月14日(金)・15日(土)に実施しました。

アンケート結果特徴
  • バレンタインチョコを贈る相手の1位は「女の子の友達」で7割を大きく超える。学年が上がるにつれ、「お父さん」よりも「女の子の友達」を優先する傾向に。
  • 小学校高学年の3割以上、中学生の約半数が【友チョコ】を「11個以上」用意すると回答。学年が上がるにつれ【友チョコ】ブームが浸透している様子。
  • 【本命チョコ】、【義理チョコ】、【友チョコ】いずれも「手作り」が圧倒的多数。
  • チョコレート(材料含む)の調達先は「スーパー」が8割近く。「100円ショップ」、「デパート」はともに3割程度。
  • 【友チョコ】1人分の予算は「100~299円」が優勢。また予算は、やや減額傾向。
  • 本命の人には、約4割の女の子がチョコレートに「手紙・メッセージカード」を添える。
  • ホワイトデーのお返しに、金額的に過度な期待を寄せる女の子は少ない。
  • 【逆チョコ】の認知度は約8割。中学生の認知度が最も高い。また「逆チョコ」をもらったことがある女の子は、小学校低学年で3割を大きく超え、最多。
アンケート結果詳細
  • バレンタインデーは“女の子同士でチョコを贈り合ったり、家族にチョコをあげる日”

    バレンタインチョコをあげる相手について質問したところ、「女の子の友達」が全体の74.1%と最も多く、次いで「お父さん」が58.9%、「兄弟」が32.2%と続きました。

    学年別でみると、小学校中学年では「女の子の友達」と「お父さん」の回答がともに約6割と同程度でしたが、小学校高学年では「女の子の友達」が82.5%、「お父さん」が65.0%、中学生では「女の子の友達」が75.9%、「お父さん」が42.5%と、学年が上がるにつれ「お父さん」よりも「女の子の友達」を優先する傾向がみられます。

    2010年の調査結果と比較してみると、「お父さん」「兄弟」「お母さん」の回答が増加した一方、「片思いの人」の回答は減少しました。バレンタインデーは、ただ“本命の人にチョコをあげる日”ではなく、日ごろの感謝を込めて“女の子同士でチョコを贈り合って楽しんだり、家族にチョコをあげる日”と認識されているようです。

  • 小学校高学年の3割以上、中学生の約半数が【友チョコ】を「11個以上」用意すると回答

    バレンタインチョコをあげると回答した女の子に、チョコレートをいくつ用意するか質問したところ、【本命チョコ】は、いずれの学年においても「1~2個」の回答が最も多くなりました。また【友チョコ】は、学年が上がるにつれ個数が増加し、小学校高学年の3割以上、中学生の約半数が「11個以上」という結果になりました。学年が上がるにつれ、【友チョコ】ブームが浸透している様子がうかがえます。

  • バレンタインチョコは「手作り」が圧倒的多数

    チョコレートを手作りするか、お店で買うかについて質問したところ、【本命チョコ】、【義理チョコ】、【友チョコ】のいずれも「手作り」が「お店で買う」を上回り、圧倒的に多くなりました。

    【本命チョコ】、【義理チョコ】、【友チョコ】とさまざまな種類のチョコレートを、「手作り」で複数個用意するのが主流になっているようです。

  • チョコレート(材料含む)の調達先は「スーパー」が8割近く

    チョコレート(材料含む)をどこで買うかについて質問したところ、「スーパー」が全体の76.5%と最も多く、次いで「100円ショップ」が30.0%、「デパート」が28.4%と続きました。バレンタインチョコを“手作りする”女の子にとっても、“買う”女の子にとっても、「スーパー」は豊富な品揃えで重宝されていると推測されます。また、たくさんのチョコレートを用意する時に、「100円ショップ」の手頃な価格は魅力的なようです。

  • 【友チョコ】1人分の予算は「100~299円」が優勢

    1人分のチョコレートの予算について質問したところ、【本命チョコ】は「100~299円」と「300~499円」が同程度。また【義理チョコ】は「100~299円」が「300~499円」より若干多くなりました。さらに【友チョコ】では「100~299円」が優勢でした。複数個用意する【友チョコ】は、1人分の予算が低めに設定されているようです。

    2010年の調査結果と比較してみると、低価格帯の回答が若干増えており、予算はやや減額しており、デフレ傾向がうかがえます。

  • 本命の人には、約4割の女の子がチョコレートに「手紙・メッセージカード」を添える

    本命の人にバレンタインチョコをあげると回答した女の子に、チョコレート以外にあげるものがあるかについて質問したところ、「手紙・メッセージカード」が全体の37.3%を占めています。また中学生のみ「メール」が1割を超えました。本命の相手には、チョコレートにメッセージを添えるのが定番のようです。

  • ホワイトデーのお返しに、金額的に過度な期待を寄せる女の子は多くない。

    ホワイトデーのお返しとして、期待予算について質問したところ、「金額にこだわらない」が全体の43.5%と最も多く、次いで「自分であげたものと同じくらいの金額のもの」が25.1%と続きました。

    ホワイトデーのお返しに、金額的に過度な期待を慎む現実的な気風が、現代の女の子たちに浸透しているようです。

  • 【逆チョコ】をもらったことがある女の子は、小学校低学年で3割を大きく超え最多

    【逆チョコ】をもらったことがあるか質問したところ、「【逆チョコ】を知っていたが、男性からチョコをもらったことはない」が全体の65.2%と圧倒的に多く、次いで「【逆チョコ】」を知っていて、男性からチョコをもらったことがある」が14.7%と続き、【逆チョコ】の認知度は全体で、約8割という結果になりました。

    学年別でみると、認知度が最も高かったのは中学生で、9割近くに達しました。一方で、【逆チョコ】の認知を問わず【逆チョコ】をもらったことがある女の子は、小学校低学年で最も多く、3割を超えました。

    2010年の調査結果と比較してみると、【逆チョコ】の認知度は上昇傾向にありますが、実際にもらう女の子は依然として少なく、男性からの【逆チョコ】が一般化するにはもう少し時間がかかりそうです。

アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/voluntary/

アンケート結果概要
調査目的 女子小中学生の『バレンタイン』についての意識を調査する
調査期間 2011年1月14日(金)~2011年1月15日(土)
調査対象 インターネット情報交換サイト「サークルリンク」会員
調査方法 インターネットリサーチサービス「キッズリサーチ」を用いたクローズドインターネット調査
調査実施 株式会社ネットマイル
調査項目
  • バレンタインチョコはだれにあげますか?
  • チョコレートはいくつ用意しますか?
  • バレンタインチョコをあげると答えてくれた方にお聞きします。
    チョコレートは手作りですか?お店で買いますか?
  • チョコレート(材料ふくむ)はどこで買いますか?
  • バレンタインチョコをあげると答えてくれた方にお聞きします。
    1人分のチョコレートの予算はいくらですか?
  • 本命の人へは、チョコレート以外にもなにかあげますか?
  • ホワイトデーのお返しは、どれぐらいの予算を期待していますか?
  • 「逆チョコ」をもらったことがありますか?
有効回答数 394名
内訳
  • 「女子」394名(100.0%)
  • 「小学1年生」 3名( 0.8%)
  • 「小学2年生」 15名( 3.8%)
  • 「小学3年生」 19名( 4.8%)
  • 「小学4年生」 64名(16.2%)
  • 「小学5年生」 99名(25.1%)
  • 「小学6年生」107名(27.2%)
  • 「中学1年生」 54名(13.7%)
  • 「中学2年生」 26名( 6.6%)
  • 「中学3年生」 7名( 1.8%)

※小学1~2年を「小学校低学年」、小学3~4年を「小学校中学年」、小学5~6年を「小学校高学年」、中学1~3年を「中学生」として、4つの区分の比較結果をレポート。

※「小学校低学年」の回答数は18名と少ないため、参考値として記録。

「ネットマイルリサーチ」とはhttp://research.netmile.co.jp/

株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の約428万人(2010年12月末現在)にも上る累計登録会員を調査モニターとして活用しています。

「ネットマイルリサーチ」を活用した、小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」会員が対象のインターネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。

従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、郵送や電話調査といった、ご両親が本人の代理で回答を行う方式が大半を占めているため、実際に小中学生からの回答を得ることが非常に困難でした。また、アンケートの実施期間もかかるため、サンプル数も限られていました。「キッズリサーチ」では、インターネットを利用して、直接小中学生が回答を入力・送信するため、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”を迅速に取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象にさまざまな切り口でアンケート調査を実施します。

「サークルリンク」とはhttp://link.channel.or.jp/

小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト。2005年11月23日にサービスを開始しました。日記やマンガ、ゲームなどすべてが無料で遊べるほか、実際の企業が監修したコンテンツでお仕事体験ができる「サークルリンクお仕事タウン」など、楽しくネットリテラシーと社会活動が学べるサービスを提供しています。

■本件に関する報道関係からのお問い合わせ先

株式会社ネットマイル 広報担当 : 金子

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URL: http://www.netmile.co.jp/

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