株式会社バンダイナムコゲームスと株式会社ネットマイルは、2011年1月4日(火)~1月6日(木)に、小中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員を対象とした『お正月』についてのアンケート調査を実施しました。
中学生の4割以上が「31人以上」に年賀状や年賀メールを送付
今年、年賀状や年賀メールを何人くらいに送ったか質問したところ、「11~20人」が全体の32.3%と最も多く、次いで「21~30人」が17.7%、「6~10人」が16.5%と続きました。半数の子どもが「11人~30人」に年賀状や年賀メールを送ったという結果になりました。
性別でみると、概して男の子は「10人以下」、女の子は「11人以上」の回答が多く、女の子の方が年賀状や年賀メールをたくさんの人に送付しているようです。
学年別でみると、「31人以上」の回答は、小学校中学年と高学年が1割程度にとどまったのに対し、中学生では4割以上と大幅に増えており、中学生の交友関係の広がりがうかがえる結果でした。
小学校高学年の1割以上、中学生の3割以上が、「携帯電話」から年賀メールを送信
どのような方法で年賀状を出したかについて質問したところ、「年賀はがき」が全体の99.0%と圧倒的でした。「年賀状」と言えば「年賀はがき」という認識が浸透しているようです。「年賀はがき」以外の回答では、「携帯電話のメール」が16.0%、次いで「PCのメール」が5.2%という結果でした。
学年別でみると、「携帯電話のメール」は小学校中学年ではわずか1.3%でしたが、小学校高学年では13.2%、中学生では34.0%。学年が上がるにつれ携帯電話の所有率が高まり、携帯からの年賀メール利用も増加しています。
学年が上がるにつれ、手書きよりもパソコンで年賀状を作成する子どもが増加
どうやって年賀状を作ったかについて質問したところ、「自分でパソコンで作ったはがき」が全体の36.3%と最も多く、次いで「はがきに手書き」が34.1%と、ともに3割を大きく超える結果になりました。
性別でみると、「自分でパソコンで作ったはがき」では男の子よりも女の子の回答が多くみられました。
学年別でみると、「自分でパソコンで作ったはがき」は学年が上がるにつれ回答が増え、反対に「はがきに手書き」は減少傾向。学年が上がるにつれてパソコンを使い、自分のセンスで年賀状を作成する子どもが増えるようです。
2010年の調査結果と比較してみると、「自分でパソコンで作ったはがき」の回答がやや減少していました。
お正月も「携帯型ゲーム機」や「テレビゲーム」などの室内遊びが人気
お正月にしたあそびについて質問したところ、1位「携帯型ゲーム機(ニンテンドーDS・PSPなど)」が55.2%、2位「テレビゲーム(Wii・PS3・Xbox 360など)」が43.9% 、3位が「トランプ」で30.0%と続き、お正月ならではの伝統的なあそびを楽しむよりも、普段遊んでいるゲームで遊んでいることがわかりました。性別でみると、男女とも「携帯型ゲーム機」や「テレビゲーム」が上位を占めており、とりわけ男の子においては7割以上の回答となりました。そのほか、女の子では「トランプ」、男の子では「雪あそび」の回答が多くみられました。
小学校中学年、高学年は平均「5人」、中学生は平均「4人」からお年玉をもらったと回答
何人からお年玉をもらったか質問したところ、「5人」が全体の17.9%と最も多く、次いで「4人」が14.9%、「3人」が13.4%と続きました。学年別の平均人数をみると、小学校中学年、高学年は平均「5人」、中学生は平均「4人」からお年玉をもらったという結果になりました。
2011年のお年玉の平均金額は、25,606円
今年もらったお年玉の金額について自由回答で質問したところ、全体の平均金額は25,606円。性別でみると、男の子は28,040円、女の子は25,421円と、男の子の方がやや多くなりました。
学年別でみると、小学校中学年では25,276円、小学校高学年では25,529円、中学生では27,635円と、あまり差が見られませんでした。
参考までに、各学年のお年玉の平均金額は次の通り。小学1年生=13,800円、小学2年生=16,958円、小学3年生=23,133円、小学4年生=26,437円、小学5年生=23,758円、小学6年生=27,370円、中学1年生=28,177円、中学2年生=26,308円、中学3年生=27,556円。
(※平均金額を算出するに際して妥当性を考慮した結果、回答金額の上限下限各2.5%(計5%(20名に相当))の回答を除外し、有効回答総数397名としました)
小学校高学年の半数以上、中学生の6割近くが、お年玉の使いみちを自分で自由に決めている
お年玉の使いみちについて質問したところ、「自分が使っていい分は欲しいものがあった時に使う」が全体の51.8%と最も多く、次いで「ぜんぶ貯金などにして使わない」が21.3%、「親に預かってもらう」が10.1%と続きました。
学年別でみると、「自分が使っていい分は欲しいものがあった時に使う」は小学校中学年で45.7%、小学校高学年で52.3%、中学生で58.7%と回答が増加しました。学年が上がるにつれ、お年玉の使いみちを自分で自由に決められる子どもが多くなるようです。
お年玉の使いみちは、「ゲーム関連」や「雑貨・文房具」、「洋服」、「本・マンガ・雑誌」など
お年玉の使いみちについて自由回答で質問したところ、「ゲーム関連(ゲーム機、ゲームソフト、ゲームセンターで使うなど)」、「雑貨・文房具」、「洋服」、「本・マンガ・雑誌」が多く挙げられたほか、「福袋」というお正月らしい回答も比較的多くみられました。一方で、「貯金する・使わない・一部使って残りはとっておく」という回答もかなり目立ち、現代っ子の堅実な様子が垣間みられる結果になりました。
アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/voluntary/index.html
調査目的 | 小中学生の『お正月』についての意識を調査する |
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調査期間 | 2011年1月4日(火)~2011年1月6日(木) |
調査対象 | インターネット情報交換サイト「サークルリンク」会員 |
調査方法 | インターネットリサーチサービス「キッズリサーチ」を用いたクローズドインターネット調査 |
調査実施 | 株式会社ネットマイル |
調査項目 |
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有効回答数 | 424名 |
内訳 |
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※小学1~2年を「小学校低学年」、小学3~4年を「小学校中学年」、小学5~6年を「小学校高学年」、中学1~3年を「中学生」として、4つの区分の比較結果をレポート。
※「小学校低学年」の回答数は18名と少ないため、参考値として記録。
株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の約428万人(2010年12月末現在)にも上る累計登録会員を調査モニターとして活用しています。
「ネットマイルリサーチ」を活用した、小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」会員が対象のインターネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。
従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、郵送や電話調査といった、ご両親が本人の代理で回答を行う方式が大半を占めているため、実際に小中学生からの回答を得ることが非常に困難でした。また、アンケートの実施期間もかかるため、サンプル数も限られていました。「キッズリサーチ」では、インターネットを利用して、直接小中学生が回答を入力・送信するため、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”を迅速に取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象にさまざまな切り口でアンケート調査を実施します。
小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト。2005年11月23日にサービスを開始しました。日記やマンガ、ゲームなどすべてが無料で遊べるほか、実際の企業が監修したコンテンツでお仕事体験ができる「サークルリンクお仕事タウン」など、楽しくネットリテラシーと社会活動が学べるサービスを提供しています。
■本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
株式会社ネットマイル 広報担当 : 金子
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