2010年12月22日
株式会社ネットマイル

ネットマイル、中国人男女を対象に『読書』についてのアンケート調査実施

“最近1ヶ月で2~5冊程度読書をしている”が約半数、読書は“知的で優雅な趣味”

株式会社ネットマイルは、2010年11月4日から11月6日にかけて、中国人パネル(92dp.com会員)を対象とした『読書』についてのアンケート調査を実施しました。

回答の結果から、中国人の約半数が“最近1ヶ月で2~5冊程度読書をしている”ことがわかりました。一方で、最近1ヶ月以内に読書をしなかったと回答した人にその理由を聞いたところ、男性は“時間がない”、女性は“本より面白いメディアがある”との回答でした。

また、中国人が選ぶ好きな本のジャンル1位は「ロマンス・恋愛」だったほか、読書について“知的で優雅な趣味”と考えている中国人が多い、という結果となりました。

アンケート結果詳細(一部抜粋)
  • 中国人の約半数が“最近1ヶ月で2~5冊程度読書をしている”と回答

    「最近1ヶ月に読んだ本は何冊ですか?(読みかけの本も含みます。)」という質問をおこなった。

    全体では、「2~3冊」の回答率が37.0%と最も高く、次いで「1冊」が27.3%、「4~5冊」が12.7%と続いた。また「読んでいない」は13.5%であった。

    男女で比較してみると、「1冊」では男性よりも女性、「4~5冊」では女性よりも男性の回答率が若干高くなっており、どちらかといえば女性よりも男性において、最近1ヶ月の読書数が多いという結果であった。

    2009年8月にネットマイルで実施した日本向けの同様の調査では、全体では、「2~3冊」の回答率が24.7%と最も高く、次いで「1冊」が18.5%と続いた。また「読んでいない」は38.7%という結果であった。

    日本と中国の結果を比較してみると、「2~3冊」と「4~5冊」の回答率をあわせた“最近1ヶ月で2~5冊程度読書をしている”という回答は、日本人では3割以上見られたが、中国人では約半数にまで達しており、中国人が日本人の回答率を大きく上回った。また「読んでいない」については日本人よりも中国人の回答率がかなり低くなっており、中国人は日本人に比べ読書習慣を身に付けている人が多いことが推測される結果であった。

  • 本を読まない理由、男性は“時間がない”、女性は“本より面白いメディアがある”

    最近1ヶ月に読んだ本の冊数についての質問に「読んでいない」と回答した135名に対し、「本を読まなかった理由は何ですか?」という質問をおこなった。

    全体では、1位が「本を読む時間がなかったから」42.2%、2位が「本よりテレビやラジオ、インターネットのほうが面白いから」38.5%、3位が「読みたい本がなかったから」28.9%、4位が「本を読むのが嫌いだから」23.0%、5位が「本を読まなくても困らないから」7.4%という結果であった。

    男女で比較してみると、「本を読む時間がなかったから」では女性よりも男性、一方「本よりテレビやラジオ、インターネットのほうが面白いから」では男性よりも女性の回答率が若干高かった。

    2009年8月にネットマイルで実施した日本向けの同様の調査では、全体では、1位が「本を読む時間がなかったから」42.7%、2位が「読みたい本がなかったから」33.2%、3位が「本よりテレビやラジオ、インターネットのほうが面白いから」23.3%、4位が「本を読むのが嫌いだから」20.3%、5位が「本を読まなくても困らないから」15.1%という結果であった。

    日本と中国の結果を比較してみると、「本よりテレビやラジオ、インターネットのほうが面白いから」では日本人よりも中国人、一方「本を読まなくても困らないから」では中国人よりも日本人の回答率が高かった。

  • 中国人にとっての読書は、“知的で優雅な趣味”

    「あなたにとって読書(あるいは、本)とはどのようなものですか?あなたの気持ちに最も近いもの一つにお答えください。」という質問をおこなった。

    (「40代」「50代」「60代以上」については、全体における人数が少ないため参考値とした。)

    全体では、「趣味」の回答率が26.7%と最も高く、次いで「知性を磨くためのもの」が12.3%、「息抜き」が10.3%と続いた。

    男女で回答率に大きな差異は見られなかったが、年代(「10代」「20代」「30代」のみ)で比較してみると、「趣味」は下の年代ほど回答率が高く、とりわけ「10代」では4割を超え、他に比べかなり高かった。反対に「知性を磨くためのもの」では年代が上がるにつれ回答率が高くなった。

    2009年8月にネットマイルで実施した日本向けの同様の調査では、全体では、「趣味」の回答率が21.2%と最も高く、次いで「息抜き」が15.9%、「暇つぶし」が11.9%という結果であった。

    日本と中国の結果を比較してみると、「趣味」「知性を磨くためのもの」「贅沢」では日本人よりも中国人、一方「息抜き」「暇つぶし」「空想をふくらませる時間」では中国人よりも日本人の回答率が高かった。読書について、どちらかといえば日本人は“気分転換”や“リフレッシュ方法”の一つとして気軽に捉えている人が多いが、中国人は“知的で優雅な趣味”と考えている人が多いといえそうだ。

アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/voluntary/index.html

アンケート結果概要
調査タイトル 読書についてのアンケート
調査手法 インターネットリサーチ(92dp.com会員による回答)
調査票種別 Chinaリサーチ
実施期間 2010/11/4 16:01 ~ 2010/11/6 13:42
回答モニター数 1,000名
内訳
  • 性別:「男性」38.6%、「女性」61.4%
  • 年代:「10代」5.5%、「20代」66.1%、「30代」22.5%、「40代」3.9%、「50代」1.5%、「60代以上」0.5%
  • 婚姻:「未婚」51.6%、「既婚」48.4%
  • 地域:「広東省」13.7%、「山東省」10.0%、「江蘇省」9.8%、「北京市」6.8%、「上海市」6.6%、「浙江省」6.0%、「河北省」5.9%、「遼寧省」4.6%、「福建省」4.4%、「河南省」4.1%、「湖北省」4.0%など
株式会社ネットマイルについてhttp://biz.netmile.co.jp/

インターネット市場における共通ポイントプログラム「ネットマイル」と、ネットマイル会員を活用した大規模ネットリサーチを運営。2001年4月サービス開始。ネットマイルの累計加盟サイト数1,100サイト、累計登録会員数約428万人(2010年11月末現在)の規模は、日本最大級。

「ネットマイルリサーチ」についてhttp://research.netmile.co.jp/

株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の428万人にものぼる累計登録会員を調査モニターとして活用しています。

社名 株式会社ネットマイル
代表取締役CEO 畑野 仁一
所在地 〒102-0083 東京都千代田区麹町2-4 麹町鶴屋八幡ビル8F
事業内容
  • インターネット市場におけるユニバーサルポイントプログラム「ネットマイル」のサービスを運営
  • ネットマイル会員を活用した、大規模ネットリサーチの運営
サービスサイト http://www.netmile.co.jp/

■本件に関する報道関係からのお問い合わせ先

株式会社ネットマイル 広報担当 : 金子

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URL: http://www.netmile.co.jp/

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