小・中学生を対象に『ペット』についてアンケート調査
6割近くの子どもが現在または過去にペットを飼った経験
ペットと話ができるなら、「楽しい?」「幸せ?」と聞いてみたい。
株式会社バンダイナムコゲームスと株式会社ネットマイルは、2010年5月28日(金)~5月31日(月)に、小中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員を対象とした『ペット』についてのアンケート調査を実施しました。
■アンケート結果特徴
- 6割近くの子どもが、今現在ペットを飼っている、またはこれまでにペットを飼った経験あり。
- 飼っているペット、1位は「イヌ」、2位「金魚」、3位「ネコ」。「インコ」や「カメ」を飼っている割合は男の子が多い。
- 約6割の子どもが、ペットの名付け親は「自分」であると回答。
- ペットの世話として“餌やり”をしている子どもが8割。女の子よりも男の子の方が、積極的にペットの世話をしている。
- ペットを飼っていない理由は、“家族が反対しているから”と“マンションの決まりがあるから”が上位を占める。
- 「ペット」からイメージするのは、1位「かわいい」、2位「楽しい」、3位「お世話が大変」。小学校高学年や中学生では「かわいい」「楽しい」だけではなく、手間や費用がかかるといった現実的なイメージも持ち合わせている様子。
- ペットに聞いてみたいのは、“気持ち”や“気分”、“自分に対する好意”、“望み”についてが多い。
■アンケート結果詳細
現在ペットを飼っている、あるいはペットを飼った経験があると回答した子どもが6割近く
家でペットを飼っているかについて質問したところ、「飼っている」が全体の42.3%、「前は飼っていたが、今は飼っていない」が14.2%、「飼っていない」が43.5%という結果になり、6割近くの子どもが今現在ペットを飼っている、あるいはこれまでにペットを飼った経験がある、ということがわかりました。
性別でみると、「飼っている」では男の子が29.8%、女の子が43.8%と、女の子の方がペットを飼っている割合が多いようです。
飼っているペット、1位「イヌ」、2位「金魚」、3位「ネコ」
飼っているペットは「イヌ」が全体の42.6%と最も多く、次いで「金魚」が31.4%、「ネコ」が20.2%と続きました。
性別でみると、「インコ」や「カメ」は女の子よりも男の子の回答が多く、また学年別でみると、「イヌ」では中学生の回答率が5割を超え他の学年よりも若干多くなっていました。
ペットの所有率、“観賞目的”のペットは「3匹以上」、一方“ふれあい”が目的のペットは「1匹」が多い
飼っているペットについて、それぞれ何匹飼っているか質問しました。
上位7位の「イヌ」「金魚」「ネコ」「ハムスター」「カメ」「インコ」「熱帯魚」の結果をみてみると、「金魚」や「熱帯魚」など観賞が目的のペットでは「3匹以上」の回答が多く見られましたが、「イヌ」「ネコ」など、ふれあいが目的のペットは「1匹」が多くなりました。
ペットの名付け親は「自分」が約6割
ペットの名前をつけたのは「自分」が全体の59.0%とかなり多く、以下、「兄弟姉妹」が27.7%、「お母さん」が20.7%と続きました。
性別でみると、「お父さん」「お母さん」では、ともに女の子よりも男の子の回答が多くなっていました。
ペットは「買った」が6割以上
ペットをどのようにして手に入れたのかについては、「買った」が全体の65.4%とかなり多く、次いで「もらった」が27.7%、「拾った・捕まえた」が20.7%と続きました。
学年別でみると、「拾った・捕まえた」では中学生の回答が他の学年に比べ多くなりました。
ペットの世話として“餌やり”をしている子どもが8割
担当しているペットの世話ついては、「餌をあげる」が全体の79.8%と最も多く、次いで「遊んであげる」が64.9%、「掃除をする」が35.1%と続きました。
性別でみると、「散歩に連れて行く」「トイレの片づけをする」「遊んであげる」では男の子の回答が多く、女の子より積極的にペットの世話をしている様子が伺えました。
また、学年別でみると、「餌をあげる」「遊んであげる」「散歩に連れて行く」では、いずれも中学生の回答が他の学年に比べ多くなりました。
ペットを飼っていない理由は“家族が反対しているから”と“マンションの決まりがあるから”
ペットを飼っていない具体的な理由を質問したところ、「家族に反対されたから」が全体の27.0%を占め、次いで「マンションの決まりなどで、飼えないから」が26.6%と僅差で続きました。
「ペット」からイメージすること、1位「かわいい」、2位「楽しい」、3位「お世話が大変」
「ペット」からイメージすることは、「かわいい」が全体の85.4%と最も多く、次いで「楽しい」が63.7%とポジティブなイメージが上位を占めましたが、3位には「お世話が大変」が38.3%で続き、飼育に対する現実的な回答も見られました。
性別でみると、「かわいい」と答えたのは男の子が59.6%。これに対し女の子は88.4%とかなり多くなっています。
学年別でみると、「かわいい」や「楽しい」のほか、「お世話が大変」「お金がかかる」との回答が、学年が上がるにつれて増え、年齢とともに生き物を育てることの大変さを認識していく様子が伺えます。
これから飼ってみたい動物、1位「イヌ」、2位「ハムスター」、3位「ネコ」
これから飼ってみたい動物について質問したところ、「イヌ」が全体の55.0%と最も多く、次いで「ハムスター」が42.1%、「ネコ」が38.1%と続きました。
性別でみると、上位回答の動物においては男の子よりも女の子の回答が多くなっており、とりわけ「イヌ」や「ウサギ」の回答は大きく上回りました。
ペットに聞いてみたいこと、「楽しい?」「幸せ?」「私のことが好き?」「何をしたい?」
ペットなど動物に聞いてみたいことについて質問したところ、「楽しい?」「幸せ?」などをはじめとした“気持ち”や“気分”について聞いてみたい、という回答が最も多く挙げられました。また、「私(飼い主)のことが好き?」といった“自分に対する好意”についてや、「何をしたい?」「何が食べたい?」「何が好き?」といった“ペットの望み”に関する内容も多く見られました。
アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/voluntary/index.html
■アンケート調査概要
調査目的 | 小中学生の『ペット』についての意識を調査する |
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調査期間 | 2010年5月28日(金)~2010年5月31日(月) |
調査対象 | インターネット情報交換サイト「サークルリンク」会員 |
調査方法 | インターネットリサーチサービス「キッズリサーチ」を用いたクローズドインターネット調査 |
調査実施 | 株式会社ネットマイル |
調査項目 |
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有効回答数 | 444名 |
内訳 |
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※小学1~2年を「小学校低学年」、小学3~4年を「小学校中学年」、小学5~6年を「小学校高学年」、中学1~3年を「中学生」として、4つの区分の比較結果をレポート。
※「小学校低学年」の回答数は17名と少ないため、参考値として記録。
■「ネットマイルリサーチ」とは http://research.netmile.co.jp/
株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の400万人にものぼる累計登録会員を調査モニターとして活用しています。
■「キッズリサーチ」とは http://research.netmile.co.jp/service/kidsresearch.html
「ネットマイルリサーチ」を活用した、小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」会員が対象のインターネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。
従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、郵送や電話調査といった、ご両親が本人の代理で回答を行う方式が大半を占めているため、実際に小中学生からの回答を得ることが非常に困難でした。また、アンケートの実施期間もかかるため、サンプル数も限られていました。「キッズリサーチ」では、インターネットを利用して、直接小中学生が回答を入力・送信するため、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”を迅速に取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象にさまざまな切り口でアンケート調査を実施します。
■「サークルリンク」とは http://link.channel.or.jp/
小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト。2005年11月23日にサービスを開始しました。日記やマンガ、ゲームなどすべてが無料で遊べるほか、実際の企業が監修したコンテンツでお仕事体験ができる「サークルリンクお仕事タウン」など、楽しくネットリテラシーと社会活動が学べるサービスを提供しています。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。