ネットマイルのプレスリリース

2010年5月20日
株式会社バンダイナムコゲームス
株式会社ネットマイル

小・中学生を対象に『新学期』についてアンケート調査

新学年を前に中学生の7割以上が「勉強」に不安あり
頑張りたい科目は「算数・数学」「英語」「社会」

株式会社バンダイナムコゲームスと株式会社ネットマイルは、2010年4月16日(金)~4月19日(月)に、小中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員を対象とした『新学期』についてのアンケート調査を実施しました。

■アンケート結果特徴

  • 新学年を前に“勉強面”や“交友関係”について心配する子どもが半数以上。“勉強面”の心配は中学生で7割以上と一気に増加。“交友関係”の心配は男の子よりも女の子に多め。
  • 新学期になっても、性別では女の子、学年別では上の学年ほど“勉強面”の不安が継続している。
  • 新学年で頑張りたい科目上位3位は「算数・数学」「英語」「社会」。「算数・数学」「英語」では学年が上がるにつれ回答が増加。またほぼ全ての科目で女の子の回答が多く、意欲的な様子。
  • 「遠足・修学旅行」を楽しみにしている子どもが多数。
  • 7割以上の子どもが4月にクラス替えを経験。
  • クラス替えで【よかったこと】の1位は「新しい友だちができたこと」で6割近く。
    一方【よくなかったこと】の1位は「仲のいい友だちと別のクラスになったこと」で5割以上。中でも、新たな交友関係の広がりを楽しんでいる中学生が多い。
  • 学年が上がって「行動範囲」や「おこづかい」が増えた子どもが2割以上。

■アンケート結果詳細

  • 学年が上がる前に“勉強面”や“交友関係”について心配する子どもが半数以上

    学年が上がる前に心配だったことについて質問したところ、「勉強」が全体の54.8%、「友だち」が51.2%と、ともに半数を超え、次いで「先生」が34.9%と続きました。

    「友だち」では小学校中学年で4割程度、小学校高学年で5割近くだったのに対し、中学生では6割以上と学年が上がるにつれ回答が増加する傾向にありました。性別でみると、「友だち」では男の子が38.0%、女の子が53.8%となり、女の子の方が交友関係について不安を感じる傾向が強いようです。

    また、学年別でみると、「勉強」では中学生が7割以上と他の学年に比べ一気に回答が増加しました。

    “勉強面”“交友関係”の心配は、ともに中学生において最多という結果でした。

  • 【勉強】【友だち】【先生】について、新学期になってからの心境変化は?

    性別では女の子、学年別では上の学年ほど“勉強面”の不安が継続。また“交友関係”に強い不安感を持っている女の子が少なからずいる様子。さらに男の子の方が「先生」に慣れるのが早め。

    【勉強】

    全体では「心配なくなった」が26.3%、「少し心配」が54.4%、「とても心配」が19.3%という結果になりました。

    性別でみると、「心配なくなった」では男の子、一方「とても心配」では女の子の回答が多くなりました。

    また、学年別でみると、「心配なくなった」では学年が上がるにつれ回答が減少したのに対し、「とても心配」では学年が上がるにつれ回答が増加しました。

    性別では女の子、学年別では上の学年ほど、“勉強面”での心配が残っている子どもが多いようです。

    【友だち】

    全体では「心配なくなった」が52.1%、「少し心配」が38.0%、「とても心配」が9.9%という結果になりました。

    性別でみると、女の子のみ「とても心配」の回答が1割以上見られ、交友関係に強い不安感を持ってしまっている女の子が少なからずいることがわかりました。

    また、学年別でみると、「心配なくなった」では学年が上がるにつれ回答が増加しました。上の学年ほど当初の心配をよそに、新しい学年・クラスに順応できている子どもが多いということかもしれません。

    【先生】

    全体では「心配なくなった」が59.4%、「少し心配」が23.0%、「とても心配」が17.6%という結果になりました。

    性別でみると、「心配なくなった」では女の子よりも男の子の回答が多くなりました。女の子よりも男の子の方が「先生」に慣れるのが早いようです。

    また、学年別でみると、「心配なくなった」では小学校高学年の回答が、他の学年に比べ多くなりました。

  • 新しい学年で頑張りたい科目上位3位は「算数・数学」、「英語」、「社会」

    新しい学年で頑張りたい科目について質問したところ、全体では「算数・数学」が64.3%でトップ。2位「英語」50.7%、3位「社会」49.7%、4位「理科」48.6%、5位「体育」46.1%という結果になりました。

    学年別では中学生は、1位「数学」(71.2%)、2位「英語」(68.9%)、3位「理科」(57.1%)という結果でした。勉強への関心が高まるのか多くの科目で中学生の回答の高さが目立っています。また小学校高学年・中学年では「体育」が2位、3位となり、子供たちの人気教科であることがうかがえます。

  • 楽しみなイベントは「遠足・修学旅行」

    新しい学年で楽しみにしているイベントについて質問したところ、「宿泊学習・修学旅行」が全体の59.6%とかなり多く、以下、「運動会」が12.5%、「遠足」が12.3%と続きました。

    学年別でみると、小学校中学年の1位は「遠足」で4割以上、小学校高学年の1位は「宿泊学習・修学旅行」で8割近く、中学生の1位は「宿泊学習・修学旅行」で6割近くという結果になり、「遠足・修学旅行」の人気の高さがうかがえました。

  • 7割以上の子どもがこの4月にクラス替えを経験

    4月にクラス替えがあったかについて質問したところ、「あった」が全体の75.3%、一方「なかった」が24.7%という結果になりました。

    学年別でみると、クラス替え経験者は小学校中学年で76.1%、小学校高学年で67.3%、中学生で87.0%と、中学生が最も多く9割近くに達しました。

  • クラス替えをして『よかったこと』『よくなかったこと』は?

    【よかったこと】は「あたらしい友だちができたこと」。

    【よくなかったこと】は「仲のいい友だちと別のクラスになったこと」。

    【よかったこと】

    「新しい友だちができたこと」が全体の59.3%と最も多く、次いで「仲のいい友だちと同じクラスになったこと」が50.6%、「担任の先生が変わったこと」が33.7%、「苦手な友だちと別のクラスになったこと」が33.1%という順になりました。

    性別でみると、「苦手な友だちと別のクラスになったこと」では男の子が21.7%、女の子が35.5%となり、男の子よりも女の子の回答がかなり多くなりました。

    また、学年別でみると、「新しい友だちができたこと」では中学生の回答が6割を大きく超え、他の学年に比べ多くなりました。新たな交友関係の広がりを楽しんでいる中学生が多いことがうかがえる結果でした。さらに「担任の先生が変わったこと」と「苦手な友だちと別のクラスになったこと」では、小学校高学年において他の学年に比べ回答が多くなりました。

    【よくなかったこと】

    「仲のいい友だちと別のクラスになったこと」が全体の53.4%と最も多く、次いで「苦手な友だちと同じクラスになったこと」が30.1%、「担任の先生が変わったこと」が20.5%、「新しい友だちができないこと」が8.7%という順になりました。

    性別でみると、「仲のいい友だちと別のクラスになったこと」や「担任の先生が変わったこと」では男の子よりも女の子の回答が多くなりました。

    また、学年別でみると、「仲のいい友だちと別のクラスになったこと」では小学校高学年と中学生において半数を大きく超えました。さらに「担任の先生が変わったこと」では小学校中学年で4割近くに達しましたが、学年が上がるにつれ回答が減少しました。

  • 学年が上がって「行動範囲」や「おこづかい」が増えた子どもが2割以上

    学年が上がって新しく変わったことについて質問したところ、「行動範囲が増えた」が全体の22.0%と最も多く、次いで「おこづかいが増えた」が21.1%、「学校でのクラブを始めたり、増えた」が18.4%と続きました。

    性別でみると、「学校でのクラブを始めたり、増えた」や「おうちのお手伝いが増えた」では、男の子よりも女の子の回答が多めでした。

    また、学年別でみると、「行動範囲が増えた」では小学校高学年と中学生、さらに「おこづかいが増えた」では中学生において、他の学年に比べ回答が多くなりました。

  • 「鬼ごっこ」や「ドッジボール」など身体を動かす遊びが人気の様子

    クラスで流行している遊びについて質問したところ「鬼ごっこ」や「ドッジボール」をはじめとした“スポーツ(主に球技)”など、身体を動かすものが多く挙げられたほか、「カードゲーム」「替え歌・モノマネ」といった回答が見られました。

    また、女の子では、恋の話や好きなアイドルグループの話など、異性を意識した回答も多くみられました。

アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/

■アンケート調査概要

調査目的 小中学生の『新学期』についての意識を調査する
調査期間 2010年4月16日(金)~2010年4月19日(月)
調査対象 インターネット情報交換サイト「サークルリンク」会員
調査方法 インターネットリサーチサービス「キッズリサーチ」を用いたクローズドインターネット調査
調査実施 株式会社ネットマイル
調査項目
  • 学年が上がるまえにしんぱいだったことはなんですか?
  • 学年が上がる前にしんぱいだったことは、新学期になってどうですか?
  • あたらしい学年でがんばりたいかもくはなんですか?
  • あたらしい学年でいちばん楽しみにしているイベントはなんですか?
  • 4月にクラスがえはありましたか?
  • クラスがえをしてどうでしたか?
  • 学年がかわって何か新しくかわったことはありますか?
  • クラスではやっているあそびをおしえてください。
有効回答数 473名
内訳
  • 「男子」79名(16.7%) 「女子」394名(83.3%)
  • 「小学1年生」 4名( 0.8%)
  • 「小学2年生」 10名( 2.1%)
  • 「小学3年生」 28名( 5.9%)
  • 「小学4年生」 43名( 9.1%)
  • 「小学5年生」 84名(17.8%)
  • 「小学6年生」127名(26.8%)
  • 「中学1年生」 98名(20.7%)
  • 「中学2年生」 51名(10.8%)
  • 「中学3年生」 28名( 5.9%)

※小学1~2年を「小学校低学年」、小学3~4年を「小学校中学年」、小学5~6年を「小学校高学年」、中学1~3年を「中学生」として、4つの区分の比較結果をレポート。

※「小学校低学年」の回答数は14名と少ないため、参考値として記録。

■「ネットマイルリサーチ」とは  http://research.netmile.co.jp/

株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の400万人にものぼる累計登録会員を調査モニターとして活用しています。

■「キッズリサーチ」とは  http://research.netmile.co.jp/service/kidsresearch.html

「ネットマイルリサーチ」を活用した、小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」会員が対象のインターネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。

従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、郵送や電話調査といった、ご両親が本人の代理で回答を行う方式が大半を占めているため、実際に小中学生からの回答を得ることが非常に困難でした。また、アンケートの実施期間もかかるため、サンプル数も限られていました。「キッズリサーチ」では、インターネットを利用して、直接小中学生が回答を入力・送信するため、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”を迅速に取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象にさまざまな切り口でアンケート調査を実施します。

■「サークルリンク」とは  http://link.channel.or.jp/

小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト。2005年11月23日にサービスを開始しました。日記やマンガ、ゲームなどすべてが無料で遊べるほか、実際の企業が監修したコンテンツでお仕事体験ができる「サークルリンクお仕事タウン」など、楽しくネットリテラシーと社会活動が学べるサービスを提供しています。

【本件に関する報道関係からのお問い合わせ先】

株式会社ネットマイル  広報担当 : 村井

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URL : http://www.netmile.co.jp/

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