小・中学生を対象に『スポーツ』についてアンケート調査
バンクーバーオリンピック、男の子は「カーリング」、女の子は「フィギュアスケート」に興味
サッカーワールドカップ、子ども達の優勝予想国は「日本」・「ブラジル」
株式会社バンダイナムコゲームスと株式会社ネットマイルは、2010年3月19日(金)~3月23日(火)に、小中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員を対象とした『スポーツ』についてのアンケート調査を実施しました。
■アンケート結果特徴
- 約半数が「スポーツをするのも見るのも好き」と回答。特に男の子はスポーツ熱が高い様子。
- 男の子の約4割が「サッカー」、女の子の約3割が「水泳」をしている。
- やってみたいスポーツは、男の子1位が「スノーボード」で約3割、女の子1位が「フィギュアスケート」で半数程度。バンクーバーオリンピックの影響が高い様子。一方で「ダンス」や「テニス」も3割程度と多め。
- バンクーバーオリンピックは「だいたい見た」が半数以上。特に小学校中学年で約6割と最多。
- バンクーバーオリンピックを見て、男の子の約半数が「カーリング」、女の子の7割以上が「フィギュアスケート」をやってみたいと回答。
- サッカーワールドカップを応援しようと思っている子どもが4割以上。特に男の子の間で応援ムードが高まっている。
- サッカーワールドカップの優勝国の予想は、「日本」が4割、「ブラジル」が3割。
- あこがれに思って応援しているスポーツ選手はダントツで「浅田 真央」。
■アンケート結果詳細
約半数が「スポーツをするのも見るのも好き」と回答。特に男の子のスポーツ熱が高い。
スポーツについて好き嫌いを質問したところ、「スポーツをするのも見るのも好き」が全体の46.4%と半数近くに達し、次いで「スポーツをするのは好き」が23.3%、「スポーツを見るのは好き」が20.0%という順になりました。
性別でみると、「スポーツをするのも見るのも好き」では男の子が57.3%、女の子が43.5%となり、女の子よりも男の子の方が、スポーツ熱が高い様子がうかがえます。
学年別でみると、「スポーツをするのも見るのも好き」では学年が上がるにつれ回答が若干増加しました。また「スポーツをするのは好き」では小学校中学年の回答が最も多く3割程度、「スポーツを見るのは好き」では中学生の回答が最も多く2割を大きく超える結果でした。
今しているスポーツ、男の子1位は「サッカー」で約4割、女の子1位は「水泳」で約3割
どのようなスポーツをしているかについて質問したところ、「水泳」が全体の31.5%と最も多く、次いで「バスケットボール」が19.8%、「サッカー」が16.8%と続きました。
性別でみると、「サッカー」は男の子が39.8%、女の子が10.6%となり、男の子に圧倒的人気。一方「ダンス」や「バレーボール」では女の子の回答が多いという結果でした。
また、学年別でみると、「水泳」では学年が上がるにつれ回答が減少する傾向にありました。
やってみたいスポーツは、男の子1位が「スノーボード」で約3割、女の子1位が「フィギュアスケート」で半数程度
どのようなスポーツをしてみたいかについて質問したところ、「フィギュアスケート」が全体の42.9%と最も多く、次いで「ダンス」が28.8%、「テニス」が27.8%と続きました。
性別でみると、男の子では「スノーボード」が28.2%と最も多く、次いで「テニス」と「スキー」がともに22.3%と続きました。一方女の子では「フィギュアスケート」が50.3%と最も多く、次いで「ダンス」が35.2%、「テニス」が29.3%となっています。
学年別でみると、「フィギュアスケート」は小学校中学年で半数以上に達しましたが、学年が上がるにつれ回答が減少傾向にありました。また「スノーボード」は小学校高学年、中学生で一気に回答が増え、ともに2割を超える結果でした。
バンクーバーオリンピックは「だいたい見た」が半数以上。特に小学校中学年で約6割と最多。
バンクーバーオリンピックの視聴状況について質問したところ、「だいたい見た」が全体の51.9%、次いで「気になる競技だけ見た」が29.7%、「少しだけ見た」が14.7%と続きました。
学年別でみると、小学校中学年で「だいたい見た」の回答が最も多く、6割近くに達しました。
バンクーバーオリンピックを見て、男の子の約半数が「カーリング」、女の子の7割以上が「フィギュアスケート」をやってみたいと回答
バンクーバーオリンピックを見てやってみたいと思った競技について質問したところ、「フィギュアスケート」が全体の59.2%と最も多く、次いで「カーリング」が45.2%、「スピードスケート」が20.8%と続きました。
性別でみると、男の子では「カーリング」が49.5%と最も多く、次いで「スピードスケート」が30.3%、「スノーボード」が27.3%と続きました。一方女の子では「フィギュアスケート」が70.7%と最も多く、次いで「カーリング」が44.1%と続きました。「フィギュアスケート」は女の子の回答が圧倒的に多く、“華麗な競技”への熱い視線がうかがえました。また「スピードスケート」や「スノーボード」「ジャンプ」などのスピード感やスリル、迫力を味わえる競技では、男の子の回答が多くなりました。
サッカーワールドカップを応援しようと思っている子どもが4割以上。特に男の子の間でムードが高まっている様子
サッカーワールドカップの開催について質問したところ、「知っていて応援しようと思っている」は24.1%、「知らなかったが応援しようと思う」は19.4%となり、サッカーワールドカップを応援しようと考えている子どもが4割を大きく超えることがわかりました。
性別でみると、「知っていて応援しようと思っている」は男の子が40.8%、女の子が19.7%となり、男の子の方が圧倒的に応援ムードが高まっている様子がうかがえます。
サッカーワールドカップの優勝国予想、「日本」が4割、「ブラジル」が3割
サッカーワールドカップで、どこの国が優勝するか質問したところ、「日本」が全体の41.9%と最も多く、次いで「ブラジル」が32.0%と続き、その他の国は1割に満たない結果となりました。
性別でみると、男の子では「日本」と「ブラジル」がともに33.8%と拮抗していましたが、女の子では「日本」が44.2%、「ブラジル」が31.5%となり、女の子の方が「日本」の優勝に期待している様子がうかがえます。
また、学年別でみると、「日本」予想は小学校中学年では半数以上、小学校高学年でも4割以上見られましたが、中学生では3割に満たず、学年が上がるにつれ回答が減少する傾向にありました。一方で「ブラジル」予想が小学校高学年、中学生ともに3割を大きく超えたほか、「アルゼンチン」予想も中学生で唯一、1割を大きく超えました。学年が上がるにつれて、サッカーに詳しくなり回答に違いが出ているようです。
あこがれに思って応援しているスポーツ選手はダントツで「浅田 真央」
あこがれのスポーツ選手について質問したところ、「浅田 真央」の名前を挙げる子どもがダントツに多いという結果でした。また「北島 康介」、「安藤 美姫」、「イチロー」といった名前が続いたほか、外国勢では「キム・ヨナ」が最も多く回答を集めました。改めて、バンクーバーオリンピックのフィギュアスケートへの注目度の高さがうかがえる結果となりました。
アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/
■アンケート調査概要
調査目的 | 小中学生の『スポーツ』についての意識を調査する |
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調査期間 | 2010年3月19日(金)~2010年3月23日(火) |
調査対象 | インターネット情報交換サイト「サークルリンク」会員 |
調査方法 | インターネットリサーチサービス「キッズリサーチ」を用いたクローズドインターネット調査 |
調査実施 | 株式会社ネットマイル |
調査項目 |
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有効回答数 | 489名 |
内訳 |
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※小学1~2年を「小学校低学年」、小学3~4年を「小学校中学年」、小学5~6年を「小学校高学年」、中学1~3年を「中学生」として、4つの区分の比較結果をレポート。
※「小学校低学年」の回答数は31名と少ないため、参考値として記録。
■「ネットマイルリサーチ」とは http://research.netmile.co.jp/
株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の400万人にものぼる累計登録会員を調査モニターとして活用しています。
■「キッズリサーチ」とは http://research.netmile.co.jp/service/kidsresearch.html
「ネットマイルリサーチ」を活用した、小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」会員が対象のインターネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。
従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、郵送や電話調査といった、ご両親が本人の代理で回答を行う方式が大半を占めているため、実際に小中学生からの回答を得ることが非常に困難でした。また、アンケートの実施期間もかかるため、サンプル数も限られていました。「キッズリサーチ」では、インターネットを利用して、直接小中学生が回答を入力・送信するため、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”を迅速に取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象にさまざまな切り口でアンケート調査を実施します。
■「サークルリンク」とは http://link.channel.or.jp/
小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト。2005年11月23日にサービスを開始しました。日記やマンガ、ゲームなどすべてが無料で遊べるほか、実際の企業が監修したコンテンツでお仕事体験ができる「サークルリンクお仕事タウン」など、楽しくネットリテラシーと社会活動が学べるサービスを提供しています。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。