小・中学生を対象に『バレンタイン』についてアンケート調査
7割以上が女の子同士で『友チョコ』を贈る。チョコレートは「手作り」が圧倒的。
株式会社バンダイナムコゲームスと株式会社ネットマイルは、2010年1月14日(木)~1月15日(金)に、小中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」登録会員の女子290名を対象に『バレンタイン』についてのアンケート調査を実施しました。
※昨年と同じ内容のアンケート調査を行っているため、昨年度データも比較対象として表示しています。
■アンケート結果特徴
- バレンタインチョコを贈る相手1位は「女の子の友達」で7割以上。5人に1人は「自分に」。学年が上がるにつれて「男の子の友達」の回答が増加。
- 【本命チョコ】は「1~2個」。学年が上がるにつれ【友チョコ】を贈る個数が増加。
- 【本命チョコ】、【義理チョコ】、【友チョコ】いずれも「手作り」が圧倒的多数。「お店で買う」は【義理チョコ】でやや多め。
- チョコレート(材料含む)の調達先は「スーパー」が7割以上と最多で定番化している様子。
- 【本命チョコ】も【義理チョコ】も【友チョコ】も1人分の予算は概ね100円以上500円未満。
- 本命の人にチョコレート以外で贈るものは「手紙・メッセージカード」。ただし、学年が上がるにつれやや減少。
- ホワイトデーのお返しは「金額にこだわらない」が半数以上。
- 【逆チョコ】の認知度は7割以上。【逆チョコ】を知っていて、男性からチョコをもらったことがある」女の子が2割。
■アンケート結果詳細
バレンタインチョコを贈る相手1位は「女の子の友達」で7割超え
バレンタインチョコをあげる相手について質問したところ、「女の子の友達」が全体の70.7%とかなり多く、次いで「お父さん」が51.4%と半数を超えました。以下、「兄弟」と「男の子の友だち」がともに24.8%と続きました。
学年別でみると、学年が上がるにつれ「女の子の友達」や「男の子の友達」の回答が増え、反対に「お父さん」や「兄弟」の回答が減っています。学年とともに父親に距離感を持つ年代に入ったことや、友達同士のやりとりが多くなる様子がうかがえました。
また、2009年の調査と比較してみると、「自分」の回答が13.2%から20.0%に増えていました。
学年が上がるにつれ「友チョコ」の個数が増加
バレンタインチョコをあげると答えた268名を対象にいくつチョコレートを用意するか質問したところ、学年が上がるにつれ【友チョコ】の個数が増えており、友達同士でバレンタインチョコのやりとりを楽しんでいる様子がうかがえる結果でした。
【本命チョコ】、【義理チョコ】、【友チョコ】いずれも「手作り」が圧倒的多数
チョコレートを手作りするかお店で買うかについて質問したところ、【本命チョコ】、【義理チョコ】、【友チョコ】のいずれも「手作り」が圧倒的に多くなりました。「お店で買う」の回答は【本命チョコ】や【友チョコ】よりも【義理チョコ】に最も多く見られました。本命のために心を込めて手作りしたいという思いや、友達同士で手作りのチョコレートを贈りあい楽しむ子どもたちが増えていることが予想されます。
チョコレート(材料含む)の調達先は「スーパー」が7割以上で最多
チョコレート(材料含む)をどこで買うかについて聞いたところ、「スーパー」が全体の76.1%と突出していました。以下、「デパート」が36.9%、「チョコ専門店」が17.9%、「コンビニエンス・ストア」が15.3%と続きました。
2009年の調査と比較してみても、大きな変化は見られず、チョコレートの調達先は「スーパー」が定番になっていると言えそうです。
1人分の予算は100円以上500円未満
1人分のチョコレートの予算について、【本命チョコ】も【義理チョコ】も【友チョコ】も概ね100円以上500円未満が相場のようです。
本命の人にチョコレート以外であげるものは「手紙・メッセージカード」
本命の人にチョコレート以外にあげるものがあるかについて質問したところ、「手紙・メッセージカード」が全体の45.9%と圧倒的多数でした。
ホワイトデーのお返しは「金額にこだわらない」が半数以上
ホワイトデーについてお返しの期待予算を聞いたところ、「金額にこだわらない」が全体の51.9%と半数を超えました。以下、「自分であげたものと同じくらいの金額のもの」が21.3%、「ホワイトデーのお返しは期待していない」が17.2%と続きました。
【逆チョコ】の認知度7割以上、そのうち【逆チョコ】をもらったことがあるのは2割程度
【逆チョコ】をもらったことがあるか質問したところ、「【逆チョコ】を知っていたが、男性からチョコをもらったことはない」が全体の54.5%と半数を超え、次いで「【逆チョコ】を知っていて、男性からチョコをもらったことがある」が20.0%と続き、【逆チョコ】の認知度が7割以上に達することがわかりました。
学年別でみると、【逆チョコ】の認知度は小学校中学年で6割以上、小学校高学年で7割以上、中学生で9割以上と学年が上がるにつれ大幅に高くなりましたが、「【逆チョコ】を知っていて、男性からチョコをもらったことがある」は各学年とも2割程度という結果でした。【逆チョコ】の認知は進んでいるようですが、バレンタインデーに男性からチョコレートをもらう習慣が、小中学生にまで一般化するにはまだまだ時間がかかりそうです。
アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/
■アンケート調査概要
調査目的 | 小中学生の『バレンタイン』についての意識を調査する |
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調査期間 | 2010年1月14日(木)~2010年1月15日(金) |
調査対象 | インターネット情報交換サイト「サークルリンク」会員 |
調査方法 | インターネットリサーチサービス「キッズリサーチ」を用いたクローズドインターネット調査 |
調査実施 | 株式会社ネットマイル |
調査項目 |
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有効回答数 | 290名 |
内訳 |
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※小学1~2年を「小学校低学年」、小学3~4年を「小学校中学年」、小学5~6年を「小学校高学年」、中学1~3年を「中学生」として、4つの区分の比較結果をレポート。
※「小学校低学年」の回答数は5名と少ないため、参考値として記録。
■「ネットマイルリサーチ」とは http://research.netmile.co.jp/
株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の400万人にものぼる累計登録会員を調査モニターとして活用しています。
■「キッズリサーチ」とは http://research.netmile.co.jp/service/kidsresearch.html
「ネットマイルリサーチ」を活用した、小中学生を中心に42万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」会員が対象のインターネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。
従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、郵送や電話調査といった、ご両親が本人の代理で回答を行う方式が大半を占めているため、実際に小中学生からの回答を得ることが非常に困難でした。また、アンケートの実施期間もかかるため、サンプル数も限られていました。「キッズリサーチ」では、インターネットを利用して、直接小中学生が回答を入力・送信するため、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”を迅速に取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象にさまざまな切り口でアンケート調査を実施します。
■「サークルリンク」とは http://link.channel.or.jp/
小中学生を中心に42万人以上の会員が参加する情報交換サイト。2005年11月23日にサービスを開始しました。日記やマンガ、ゲームなどすべてが無料で遊べるほか、実際の企業が監修したコンテンツでお仕事体験ができる「サークルリンクお仕事タウン」など、楽しくネットリテラシーと社会活動が学べるサービスを提供しています。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。