小・中学生を対象に『食生活』についてアンケート調査
9割以上が「毎日3食」、8割以上が3食以外に「おやつ」も
株式会社バンダイナムコゲームスと株式会社ネットマイルは、2009年8月6日(木)~8月10日(月)、小中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員を対象に『食生活』についてのアンケート調査を実施しました。
■アンケート結果特徴
- 9割以上の子どもが「毎日3食(朝、昼、夜)食べている」が、性別では男の子、学年別では中学生で朝食を食べていない子どもがそれぞれ約1割みられる。
- 朝食のメインは、男の子は「お米」、女の子は「パン」が多い。
- 朝、昼、夜の食事以外に「おやつを食べる」子どもが8割以上。一方で学年が上がるにつれ「おやつを食べる」の回答が減り、「間食はしない」の回答が増える傾向に。
- 9割以上の子どもが、食卓には「お母さんやお父さんが作った料理」が並ぶと回答。
- 外食頻度が月に1~2回と回答した子どもが半数近くに達する。
- 普段の食卓に並ぶ食材トップ3は「お米」「野菜」「肉」。昨年との比較では、特に「めん類」「卵」「野菜」「肉」の回答が増加。
- 家の食事について、好き嫌いの問題やメニューに関してやや不満がある様子。
■アンケート結果詳細
性別では男の子、学年別では中学生において、朝食を食べていない子どもが約1割みられる
毎日の食生活について全体でみると、「毎日3食(朝、昼、夜)食べている」が全体の92.5%に達し、9割以上の子どもが毎日3食摂っていることがわかりました。
一方で「昼、夜だけ食べている」は、全体の6.8%とかなり少ないものの、朝食を食べていない子どもがいることを示しています。特に性別でみると男の子、また学年別でみると中学生において、回答が約1割と他に比べやや多くなっていました。学年が上がるにつれて、生活全般のリズムが変わり、それが食生活にも影響していると言えるかもしれません。
朝食のメインは、男の子は「お米」、女の子は「パン」が多い
朝食のメインについて質問したところ、「お米」が全体の62.2%、「パン」が58.5%とかなり多く、「お米」派と「パン」派が拮抗している様子がうかがえます。
性別でみると、「お米」は男の子が72.7%、女の子が58.3%、一方「パン」は男の子が46.8%、女の子が62.9%と、男女で好みが分かれています。
朝、昼、夜の食事以外に「おやつを食べる」子どもが8割以上
間食の状況については、「おやつを食べる」が全体の81.8%と最も多くなりました。とりわけ男の子では72.0%と約7割程度であったのに対し、女の子では85.7%と8割を大きく超えており、間食の習慣は男の子よりも女の子に多いと言えそうです。
また、学年別でみると、学年が上がるにつれ「おやつを食べる」の回答が減り、一方で「間食はしない」の回答が増えていました。塾や習い事、部活動による生活リズムの変化や美意識の芽生えによるダイエットなどが、子どもたちの間食事情に少なからぬ影響を与えているのではないかと推測されます。
9割以上の子どもが、食卓には「お母さんやお父さんが作った料理」が並ぶと回答
家での食事について聞いてみたところ、「お母さんやお父さんが作った料理」が全体の94.7%と圧倒的に多いものの、その他では「スーパーなどで買ってきたおかずやお弁当」が15.1%、「いつでも手軽に食べられる料理(レンジで温めるものや、お湯を使うもの)」が14.4%、「外食をする」が11.9%といずれも1割程度みられました。
外食頻度が月に1~2回と回答した子どもが半数近く
外食状況について全体でみると、「月に1回くらい行く」が25.0%と最も多く、次いで「2週間に1回くらい行く」が21.5%、「週に1回くらい行く」が18.2%と続き、半数近くの子どもが月に1~2回程度外食していることがわかりました。
性別でみると、月に1~2回程度の外食は男の子では4割程度でしたが、女の子では半数近くに達しました。
また、学年別でみると、月に1~2回程度の外食は小学校中学年では3割程度でしたが、小学校高学年では半数を超えるまでに増え、中学生でも4割を大きく超える結果となりました。
普段の食卓に並ぶ食材トップ3は「お米」「野菜」「肉」
普段の食卓に並ぶ食材について聞いてみたところ、「お米」が全体の83.9%と最も多く、次いで「野菜」が83.0%、「肉」が74.6%と続きました。
学年別でみると、小学校高学年と中学生で「野菜」「肉」「魚介類」の回答が多くなっており、バランスのとれた食事をとっている様子がうかがえる結果になりました。
また、2008年の調査結果と比較してみると、「その他」以外の全ての項目で回答が増加しており、とりわけ「めん類」「卵」「野菜」「肉」の回答が増えました。
好き嫌いの問題やメニューに関してやや不満がある様子
家の食事について不満な点を聞いたところ、「嫌いなものが出る」や「親の手料理が少ない」「レパートリーが少ない」といった好き嫌いの問題やメニューに関する意見が多く見られたほか、栄養バランスや安全面を気にした回答も挙げられていました。
アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/
■アンケート調査概要
調査目的 | 小中学生の『食生活』についての意識を調査する |
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調査期間 | 2009年8月6日(木)~2009年8月10日(月) |
調査対象 | インターネット情報交換サイト「サークルリンク」会員 |
調査方法 | インターネットリサーチサービス「キッズリサーチ」を用いたクローズドインターネット調査 |
調査協力 | 株式会社ネットマイル |
調査項目 |
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有効回答数 | 548名 |
内訳 |
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※小学1~2年を「小学校低学年」、小学3~4年を「小学校中学年」、小学5~6年を「小学校高学年」、中学1~3年を「中学生」として、4つの区分の比較結果をレポート。
※「小学校低学年」については、11名と少ないため、参考値として記録。
■「ネットマイルリサーチ」とは http://research.netmile.co.jp/
株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の400万人にものぼる累計登録会員を調査モニターとして活用しています。
■「キッズリサーチ」とは http://research.netmile.co.jp/service/kidsresearch.html
「ネットマイルリサーチ」を活用した、小中学生を中心に38万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」会員が対象のインターネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。
従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、郵送や電話調査といった、ご両親が本人の代理で回答を行う方式が大半を占めているため、実際に小中学生からの回答を得ることが非常に困難でした。また、アンケートの実施期間もかかるため、サンプル数も限られていました。「キッズリサーチ」では、インターネットを利用して、直接小中学生が回答を入力・送信するため、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”を迅速に取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象にさまざまな切り口でアンケート調査を実施します。
■「サークルリンク」とは http://link.channel.or.jp/
2005年11月23日にサービスを開始した、小中学生を中心に38万人以上の会員が参加する情報交換サイトです。日記やマンガ、ゲームなどすべてが無料で遊べるほか、実際の企業が監修したコンテンツでお仕事体験ができる「サークルリンクお仕事タウン」など、楽しくネットリテラシーと社会活動が学べるサービスを提供しています。
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