ネットマイルのプレスリリース

株式会社クロス・マーケティング、株式会社スパイア、株式会社ネットマイル

～ 業界最大規模の調査パネル構築に向けた業務提携のお知らせ ～

株式会社クロス・マーケティング（本社：東京都中央区 代表取締役社長：五十嵐 幹、以下「クロス・マーケティング」）、株式会社スパイア（本社：東京都港区 代表取締役社長：早川 与規　大証ヘラクレス上場、以下「スパイア」）、株式会社ネットマイル（本社：東京都千代田区 代表取締役社長：山本 雅、以下「ネットマイル」）の3社は、各社が利用可能なアンケートモニター※1を相互利用することで業界最大規模の調査パネル※2の構築、及びこれを前提としたサービス提供を行うための業務提携契約を本日締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

※1　モニター：アンケート協力の承諾を得ている会員個人／集団
※2　調査パネル：モニターの集合体

■業務提携の背景

大手コンビニエンスストアでは、毎週100種類以上の新商品が投入され、7割の商品が1年で入れ替わることに象徴される様に、近年、商品サイクルの短期化や、消費者の嗜好の多様化など、企業を取り巻くマーケティング環境は著しく変化しています。

この様な環境下、インターネットを通じて大量のデータを手軽に収集することができるネットリサーチは、消費者ニーズを把握するための手段として需要が高まっており、従来の調査手法からの代替も含め、市場拡大が続いています。

しかしながら、消費者の嗜好が多様化することにより、同一市場における商品の細分化が進む中で、キメ細かいマーケティング活動を行っていくためには、性・年代などの基本属性だけでなく、様々な属性から消費者をセグメント化し、それぞれの声を収集することが必要となることから、調査会社に対しては、より大規模な調査モニターを求めるニーズが高まっています。

この様な背景のもと、国内130万人超のアンケートモニターを軸にネットリサーチ事業を展開するクロス・マーケティング、PCからモバイルまで幅広いネットマーケティング事業を展開するスパイア、および、インターネット上の共通ポイントプログラムを運営するネットマイルの3社は、各社が利用可能なアンケートモニターを相互に利用することで、700万人超の業界最大規模の調査パネルを構築し、これまで各社単独では実施が難しかったレアな対象者への調査案件、大量の調査サンプルを必要とする大規模な調査案件などにも対応していくための業務提携契約を本日締結いたしました。

■業界最大規模の調査パネルの概要

今回の業務提携により、各社は、クロス・マーケティングが利用可能なアンケートモニター133万人（09年6月時点）、スパイアが運営する「ドリームメール」の会員160万人（09年6月時点）、および、ネットマイルが運営するポイントサービス「ネットマイル」の会員411万人（09年6月時点）を相互利用することで、各社単独のモニターだけではアンケートの必要数を確保できない調査案件に対応することが可能となります。

例えば、新発売直後の商品利用者、特定車種・輸入車などの所有者が少ない商品・サービス、また市区単位に細分化された調査など、よりセグメントされた調査案件への対応が想定されます。

■今後の展開について

今回の業務提携を期に、クロス・マーケティング、スパイア、およびネットマイルの各社は、ネットリサーチのより一層の普及拡大に向けて、顧客の利便性向上を図ってまいります。また、今後も、更なる調査案件対応能力の拡大に向けて、大規模会員を保有する企業との提携機会を探ってまいります。