小・中学生を対象に『夏休み』についてアンケート調査
一番の楽しみは「おじいちゃん、おばあちゃん、親戚の家に行く」こと
株式会社バンダイナムコゲームスと株式会社ネットマイルは、2009年6月18日(木)~6月22日(月)に、小中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員を対象とした『夏休み』についてのアンケート調査を実施しました。
■アンケート結果特徴
- 夏休みの一番の楽しみは「祖父母、親戚の家に行く」がトップ。続いて「国内旅行」「海外旅行」の順に。
- 夏休みの行き先決定方法は「家族全員が相談して」が多いが、学年があがるにつれ子ども自身が決める傾向も。
- 滞在日数は「2~3日」の短期が3割以上、一方「1週間以上」の長期も2割近く。
- 祖父母、親戚に会えることを楽しみにしている子どもが8割以上。また環境の変化をうれしいと感じる子どもが4割以上みられるなど、夏休みを目いっぱい満喫したい様子。
- 旅行の行き先は、国内は「関東地方」、海外は「ハワイ」が人気。
■アンケート結果詳細
夏休みの一番の楽しみは「おじいちゃん、おばあちゃん、親戚の家に行く」で3割近く
夏休みの予定について全体でみると、「おじいちゃん、おばあちゃん、親戚の家に行く」が全体の26.2%を占め、続いて「国内旅行」「海外旅行」と続きます。家族で出かけることを楽しみにしている子どもが多いことがわかります。
学年別の比較では、小学生では「おじいちゃん、おばあちゃん、親戚の家に行く」の回答が「国内旅行」の回答を上回りましたが、中学生では逆転しています。
また、2008年の調査結果との比較でも全体傾向に大きな変化はみられず、夏休みに祖父母や親戚に会いに行くことが定番化している様子がわかります。
夏休みの行き先は「家族全員が相談して」決定
夏休みの行き先の決定権について質問したところ、「家族全員で相談して」が全体の28.5%と最多ですが、学年別にみると、高学年になるにつれて「自分」と回答する割合が増えてきていることから、家族で決めることが多いながらも子どもの意見も尊重されていることが分かります。
滞在日数は「2~3日」が3割以上、「1週間以上」では2割近く
滞在日数については、「2日」と「3日」をあわせた「2~3日」が全体の3割以上みられた一方で、「1週間以上」といった長期滞在も2割近い結果になりました。
夏ならではのイベントを体験する夏休みが待っている
祖父母、親戚の家では、「おじいちゃん、おばあちゃん、親戚の人と遊ぶ」子どもが全体の7割を大きく超え最も多くなりました。また「お祭りや花火大会などのイベントに参加する」「お墓参りにいく」の回答も多く、祖父母、親戚の家で過ごす夏休みならではのイベントを楽しみにしているようです。2008年の調査結果との比較でも全体傾向に大きな変化はみられませんでした。
夏休みを目いっぱい楽しみたい子どもたち
祖父母、親戚の家に行くことについては、「会えるのがうれしい」と回答した子どもが全体の8割を超えかなり多くみられます。また、「普段住んでいる地域とは違った環境なのがうれしい」という子どもも4割以上みられ、環境の変化を楽しみにしている様子がうかがえました。
また、「せっかく家族みんなが休みなのだから、どこかへ遊びに行きたい」という子どもも3割を超えており、夏休みを目いっぱい満喫したいという子どもの熱い期待が反映された結果であるといえそうです。
国内旅行の行き先は「関東地方」が3割以上で最多
夏休みの国内旅行では、「関東地方」の回答が全体の3割を超え最も多く、次いで「中部地方」、「北海道」、「近畿地方」といった順になりました。
海外旅行の行き先は「ハワイ」が4割を大きく超え最多
夏休みの海外旅行では、「ハワイ」の回答が全体の4割を大きく超え最も多く、次いで「ヨーロッパ」「グアム・サイパン」と続きます。「ハワイ」や「グアム・サイパン」などの定番のリゾート地や、「ヨーロッパ」といった長い休みを使ってじっくり周遊したい場所に人気が集まっているようです。
夏休みは家族と一緒に“とにかく遊びたい”
夏休みに家族としたいことでは、「国内旅行や海外旅行」、「海・プール」、「花火・お祭り・コンサート」、「アウトドア・キャンプ」といった夏らしい回答が多くみられたほか、「とにかく遊びたい」や「とにかくどこかへ行きたい」といった内容の回答も多く、夏休みへの期待が伝わってくる結果でした。
アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/
■アンケート調査概要
調査目的 | 小中学生の『夏休み』についての意識を調査する |
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調査期間 | 2009年6月18日(木)~2009年6月22日(月) |
調査対象 | インターネット情報交換サイト「サークルリンク」会員 |
調査方法 | インターネットリサーチサービス「キッズリサーチ」を用いたクローズドインターネット調査 |
調査協力 | 株式会社ネットマイル |
調査項目 |
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有効回答数 | 553名 |
内訳 |
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※小学1~2年を「小学校低学年」、小学3~4年を「小学校中学年」、小学5~6年を「小学校高学年」、中学1~3年を「中学生」として、4つの区分の比較結果をレポート。
※「小学校低学年」については、15名と少ないため、参考値として記録。
■「ネットマイルリサーチ」とは http://research.netmile.co.jp/
株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の400万人にものぼる累計登録会員を調査モニターとして活用しています。
■「キッズリサーチ」とは http://research.netmile.co.jp/service/kidsresearch.html
「ネットマイルリサーチ」を活用した、小中学生を中心に38万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」会員が対象のインターネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。
従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、郵送や電話調査といった、ご両親が本人の代理で回答を行う方式が大半を占めているため、実際に小中学生からの回答を得ることが非常に困難でした。また、アンケートの実施期間もかかるため、サンプル数も限られていました。「キッズリサーチ」では、インターネットを利用して、直接小中学生が回答を入力・送信するため、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”を迅速に取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象にさまざまな切り口でアンケート調査を実施します。
■「サークルリンク」とは http://link.channel.or.jp/
2005年11月23日にサービスを開始した、小中学生を中心に38万人以上の会員が参加する情報交換サイトです。日記やマンガ、ゲームなどすべてが無料で遊べるほか、実際の企業が監修したコンテンツでお仕事体験ができる「サークルリンクお仕事タウン」など、楽しくネットリテラシーと社会活動が学べるサービスを提供しています。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。