インターネット上の共通ポイントプログラムを運営する株式会社ネットマイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:畑野仁一 以下、「ネットマイル社」)は、本日、ペイパルジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:アンドリュー・ピポロ、以下、「ペイパル」)と連携して、インターネット上でサイト運営を行う企業に対し、共通ポイント「ネットマイル」を使った小口決済サービス(以下、「本サービス」)の提供を開始します。
本サービスは、企業が運営するサイト(以下、「導入サイト」)でネットマイル会員IDを用いた決済が可能となるものです。導入サイトは、新たな決済手段として共通ポイント「ネットマイル」が利用できるため、購入者の現金出費を伴わない決済の提供が可能となります。また、決済は1円より可能な上、購入単価による手数料の変動がないため、少額の決済に利用できます。
さらに、決済時に保有マイルが決済金額に対して不足している場合には、購入者は決済画面上に表示されたキャンペーンに参加することで、その場で新たにマイルを獲得し、獲得したマイルを即時に決済代金に充当することができるほか、世界に2億3,000万(うち9,000万アカウントがアクティブ(注1))の利用者を有する、世界最大級のオンライン決済サービス「PayPaltm(ペイパル)」を通じて各種クレジットカード等で購入代金不足額を支払うことも可能になります。「PayPal」は従来のクレジットカードのセキュリティレベルに加えより一層の安心で安全なオンライン決済サービスを提供すると同時に、ユーザーネームとパスワードを入力するだけで簡単に決済を完了することができます。
本サービスによって、購入者は、既に登録済みのネットマイル会員IDを使用して決済するため、導入サイトで個人情報を入力する手間が不要となるほか、個人情報を導入サイト側に知らせずに決済を行うことができます。同時に、保有マイルが不足した際も、利用者が口座情報やクレジットカード情報等をサイト側へ非開示としたまま支払いができる「PayPal」を利用することで、購入者のプライバシーを保護することができます。
また、決済原資となるマイルは、会員登録やアンケート回答、広告のクリックなど無料で獲得できる手段が豊富なため、出費を伴わずに導入サイトのサービスや商品を購入することが可能となります。
ネットマイル社は、小口決済サービスを通じて共通ポイントプログラム「ネットマイル」を推進していくとともに、ペイパルは安全で迅速、かつ価格競争力のある手数料設定の「PayPal」をさらに普及させることで、日本のEC市場の拡大に貢献します。
新サービスの構成図
本サービスの導入サイトメリット
新たな決済手段の提供
ユーザーに新たな決済手段を提供できます。
購入者の金銭的負担を軽減
購入原資となるマイルは、会員登録やアンケート回答など、無料で獲得することが可能なため、現金の出費に抵抗のある顧客層を新たに開拓することができます。
少額決済に簡単に対応
1円単位の少額決済に対応し、購入単価による手数料の変動もありません。
お支払を保証
ネットマイルでの決済代金のお支払は、ネットマイル社が保証します。
プロモーション効果
ネットマイル会員約250万人向けに、ネットマイルで決済が行えるサイトとして告知することができます。
本サービスのユーザーメリット
簡単な決済
ネットマイルに登録済みの会員IDで決済できます。
個人情報の入力が不要
個人情報を導入サイト側に知らせずに決済を行うことができます。
少額から利用可能
1円相当のマイルから利用することができます。
決済原資となるマイルを貯める手段が豊富
累計1,100のネットマイル加盟店での利用でマイルを貯めることができます。
現金の出費なく購入可能
アンケート回答や会員登録、資料請求やポイント交換など、無料で参加できるキャンペーンで獲得したマイルで決済することができます。
「ネットマイル」はインターネット上の共通ポイントサービスです。「ネットマイル」サイト内でキャンペーンへの参加、ショッピング、アンケート回答などでポイントが貯まります。ポイントは銀行の通帳と同様にネット上の「マイル通帳」からいつでも管理・確認が可能。貯まったポイントは、例えば5,000mileが2,500円分の電子マネーに交換ができるなど、航空マイレージや現金、各種商品と約200種類の特典商品からお好きなものと交換ができます。
インターネット上の共通ポイントプログラム「ネットマイル」を運営。2001年4月にサービスを開始。累計加盟サイト数1,100サイト、累計登録会員数約427万人(2010年10月末現在)の規模は、日本最大級です。
「PayPal」は、より安全・迅速なオンライン決済サービスです。アカウントをお持ちの利用者は、クレジットカード番号などの重要な個人情報を支払い先に開示することなく、インターネット上での支払いができます。また、代金を受取る側の利用者も、面倒なクレジットカード情報の管理をする必要はなく、「PayPal」を経由して支払いを受けることができます。クレジットカードや海外では銀行口座(許認可を得ている国と地域に限る(注2))などを使った多様な支払い方法に対応するオンライン決済サービスを提供しています。世界190の国と地域で、24の通貨に対応し、2億3,000万を超える登録アカウント(約9,000万はアクティブ(注1))を持つPayPalは、世界の電子商取引を推進しています。米国本社(PayPal, Inc.)は、米カルフォルニア州サンノゼで、国際本部機能を、シンガポールに持ちます(PayPal Pte. Ltd.)。PayPalは、eBayのグループ会社です。詳細は、ホームページをご参照ください。
(注1)過去12カ月の間に1度以上利用したPayPalの口座を指します。
(注2)現在日本では銀行口座を使った支払い方法に対応する決済サービスは提供していません。
利用者へのご案内:
PayPaltmのストアドバリュー設備の保有者であるPayPal Pte. Ltd.は、シンガポール通貨金融庁(Monetary Authority of Singapore)の承認を必要としません。ご利用の際には、契約条件をよくご確認ください。
■本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
株式会社ネットマイル 広報担当 : 金子
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。