株式会社バンダイナムコゲームスと株式会社ネットマイルは、2010年10月15日(金)~10月18日(月)に、小中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員を対象とした『インターネット利用』についてのアンケート調査を実施しました。
学年が上がるにつれて「携帯電話・PHS」からのインターネット利用が増加
インターネットを使っている端末について質問したところ、「パソコン」が全体の97.2%と圧倒的に多く、次いで「ニンテンドーDS・DSLite・DSi」が29.4%、「Wii」が23.8%、「携帯電話・PHS」が16.4%と続きました。
学年別でみると、小学校中学年・高学年では「ニンテンドーDS・DSLite・DSi」や「Wii」の回答が多くみられました。また学年が上がるにつれて「携帯電話・PHS」の回答が増え、中学生において2割以上と最も多くなりました。
自分専用のパソコンを所有している子どもは、女の子よりも男の子に多め
自分専用のパソコンを持っているかについて質問したところ、全体の8割以上が「ない」という回答になりました。
性別でみると、「ある」の回答は男の子が24.7%、女の子が12.9%となり、女の子よりも男の子の方が、自分専用のパソコンを所有している様子がうかがえます。
インターネット利用歴「3年以上」が7割近く
インターネットの利用歴について質問したところ、「5年以上」が全体の39.8%と最も多く、次いで「3年~4年未満」が16.2%、「2年~3年未満」が15.8%と続き、全体の7割近くがインターネット利用歴「3年以上」であることがわかりました。
学年別でみると、小学校中学年・高学年では「3年以上」は6割程度でしたが、中学生では7割を大きく超える結果となりました。
2009年の調査結果と比較してみると、「5年以上」の回答が増加していました。
性別では男の子、また学年が上がるにつれてインターネットの利用時間が長くなる傾向に
1日のインターネットの利用時間について質問したところ、「1時間~2時間未満」が全体の32.4%と最も多く、次いで「30分~1時間未満」が25.8%と続きました。全体の4割近くが「1時間未満」、3割が「2時間以上」という結果になりました。
性別でみると、「1時間未満」では女の子、「2時間以上」では男の子の回答がやや多く、インターネットの長時間利用は男の子に多い様子がうかがえます。
また学年別でみると、学年が上がるにつれてインターネットの利用時間が長くなる傾向がみられました。
性別では男の子、学年別では中学生において、「自分の部屋」でインターネットにアクセスする子どもが多い
自宅でのインターネットを利用する場所について質問したところ、「家の居間やリビング」が全体の71.6%と最も多くなりました。
自分の部屋でのインターネット利用について、性別でみると、男の子が16.7%、女の子が6.0%と男の子の回答が多く、学年別でみると、中学生が12.5%と他の学年に比べ最も多くなりました。
家族に影響されてインターネットを利用し始める子どもが6割以上
インターネットを使うようになったきっかけについて質問したところ、「家で家族がやっていたから」が全体の65.4%と最も高く、次いで「学校の授業」が19.0%、「テレビを見て知りたい情報があったから」が17.2%と続きました。
性別でみると、男の子では「ゲームのダウンロードや通信対戦をしたかったから」、女の子では「家で家族がやっていたから」の回答が多くなりました。家族に影響されてインターネットを始めること以外に、男の子は“ゲーム”という特定の目的がきっかけになることが多い様子です。
お気に入りのキャラクターや憧れの芸能人の情報収集にインターネットを有効活用する女の子が多い
インターネットの利用目的は、1位「ひまつぶし」が58.0%、2位「動画をみるため」が55.8%、3位「遊びや趣味の情報を収集するため」が54.2%という結果になりました。
性別でみると、女の子では「好きなテレビやキャラクターなどのホームページを見るため」や「芸能人や有名人のブログやホームページを見るため」の回答が多くなりました。女の子はお気に入りのキャラクターや憧れの芸能人などの情報収集にインターネットを有効活用している様子がうかがえます。
また、学年別でみると、学年が上がるにつれ「動画をみるため」や「遊びや趣味の情報を収集するため」、「勉強の情報を収集するため」の回答が多くなりさまざまな目的でインターネットを利用していることがわかります。
「有料ゲームや買い物をしない」「よくわからないサイトへ行かない」など利用時の約束をしている子どもが8割近く
インターネットを使うときの家族内の約束ごとや、自ら気をつけている点について質問したところ、1位「有料ゲームや買い物などお金がかかることはしない」で76.2%、2位「よくわからないサイトへは行かない」で75.8%、3位は「名前や住所など、個人情報は書いたり教えたりしない」で64.6%、4位「人の悪口を掲示板などにかかない」、5位「勝手に入会したりホームページなどを作ったりしない」と続きました。
性別でみると、女の子では「なにかあったらすぐに親や家族に相談する」や「有料ゲームや買い物などお金がかかることはしない」、「よくわからないサイトへは行かない」の回答が多くなりました。
また、学年別でみると、中学生に比べ、小学校中学年・高学年において「勝手に入会したりホームページなどを作ったりしない」や「なにかあったらすぐに親や家族に相談する」回答が多くなりました。いろいろな決まりごとを守った上で、インターネットを利用している様子がうかがえる結果となりました。
インターネットなら、「いろいろな情報をすぐに調べられ、いろいろなことがわかる」
インターネットを利用してよかったことや便利だと思ったことについて質問したところ、「いろいろな情報をすぐに調べられ、いろいろなことがわかる」という情報収集の即時性や利便性について評価する回答が最も多くなりました。また、「友だちが増えたり、いろいろな人と交流できる」といったインターネット上でのコミュニケーションや、ゲームや動画利用などの満足感を挙げる声も多くみられました。このほか、「学校の勉強や宿題に役立つ」といった回答もあり、さまざまな利用目的にあわせてインターネットを有効活用している子どもたちの様子がうかがえました。
アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/voluntary/index.html
調査目的 | 小中学生の『インターネット利用』についての意識を調査する |
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調査期間 | 2010年10月15日(金)~2010年10月18日(月) |
調査対象 | インターネット情報交換サイト「サークルリンク」会員 |
調査方法 | インターネットリサーチサービス「キッズリサーチ」を用いたクローズドインターネット調査 |
調査実施 | 株式会社ネットマイル |
調査項目 |
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有効回答数 | 500名 |
内訳 |
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※小学1~2年を「小学校低学年」、小学3~4年を「小学校中学年」、小学5~6年を「小学校高学年」、中学1~3年を「中学生」として、4つの区分の比較結果をレポート。
※「小学校低学年」の回答数は17名と少ないため、参考値として記録。
株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の427万人にも上る累計登録会員を調査モニターとして活用しています。
「ネットマイルリサーチ」を活用した、小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」会員が対象のインターネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。
従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、郵送や電話調査といった、ご両親が本人の代理で回答を行う方式が大半を占めているため、実際に小中学生からの回答を得ることが非常に困難でした。また、アンケートの実施期間もかかるため、サンプル数も限られていました。「キッズリサーチ」では、インターネットを利用して、直接小中学生が回答を入力・送信するため、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”を迅速に取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象にさまざまな切り口でアンケート調査を実施します。
小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト。2005年11月23日にサービスを開始しました。日記やマンガ、ゲームなどすべてが無料で遊べるほか、実際の企業が監修したコンテンツでお仕事体験ができる「サークルリンクお仕事タウン」など、楽しくネットリテラシーと社会活動が学べるサービスを提供しています。
■本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
株式会社ネットマイル 広報担当 : 金子
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